【#遊戯王OCG】ゼラの過労死【#デッキ紹介】
こんにちは。お久しぶりです、ぎゃばです。
遊戯王引退宣言をして1〜2年くらい?ひょんなことから復帰しようと考えてます。
過去に作ってて手放してないデッキを現在の禁止制限にチューンしたので、その備忘録的な意味も含めて紹介していきたいと思います。
『ゼラの過労死』デッキレシピ
コンセプト
《ゼラの天使》の帰還効果+《ホップ・イヤー飛行隊》をメルフィーで使い回し、レベル10シンクロを毎ターン出力する。
《ゼラの天使》を除外する方法としては《失われた聖域》を使います。
これらのカードをかき集めるためのルートは「代行者」を使っています。
基本展開の紹介
展開1 《神秘の代行者 アース》+《創造の代行者 ヴィーナス》or《命の代行者 ネプチューン》
この展開では上記3枚から《ルイ・キューピット》や《マジェスティ・ヒュペリオン》などを経由して必要パーツを集めていきます。
《神秘の代行者 アース》を召喚し、《創造の代行者 ヴィーナス》か《命の代行者 ネプチューン》のうち手札にない方をサーチ
《命の代行者 ネプチューン》の効果で手札の《創造の代行者 ヴィーナス》を特殊召喚
《創造の代行者 ヴィーナス》の効果で《神聖なる球体》を特殊召喚×3
《神秘の代行者 アース》+《神聖なる球体》で《ルイ・キューピット》をシンクロ召喚。《ルイ・キューピット》のレベルを2上げる
レベル6となった《ルイ・キューピット》と《神聖なる球体》で《ゼラの天使》をシンクロ召喚。《ルイ・キューピット》の効果で《ホップ・イヤー飛行隊》をサーチしつつ相手に800ダメージ
《神聖なる球体》と《創造の代行者 ヴィーナス》で《代行者の近衛 ムーン》をリンク召喚。《代行者の近衛 ムーン》の効果で《マジェスティ・ヒュペリオン》を墓地に送る。
墓地の《命の代行者 ネプチューン》を除外し《マジェスティ・ヒュペリオン》を特殊召喚。《命の代行者 ネプチューン》の効果で《天空の聖域》をサーチ。
《ゼラの天使》と《代行者の近衛 ムーン》で《天空神騎士ロードパーシアス》をリンク召喚。
《天空神騎士ロードパーシアス》効果で手札の《天空の聖域》を捨てて《失われた聖域》をサーチ。
最終盤面
場→《マジェスティ・ヒュペリオン》 《天空神騎士ロードパーシアス》 《失われた聖域》
手札→《ホップ・イヤー飛行隊》
展開2《宣告者の神巫》
この展開では《ルイ・キューピット》でのサーチを《命の代行者 ネプチューン》にする必要があるため、《ホップ・イヤー飛行隊》に直接アクセスはできないが、後述の「スプライト」を絡めることができれば《森のメルフィーズ》から《メルフィー・キャシィ》をサーチすることが可能なので、それで補っています。
《宣告者の神巫》を召喚。効果で《トリアス・ヒエラルキア》を墓地に送る。
《宣告者の神巫》をリリースし《トリアス・ヒエラルキア》を特殊召喚。
《宣告者の神巫》の効果で、デッキから《ブーテン》を特殊召喚。
《トリアス・ヒエラルキア》と《ブーテン》で《マスターフレア・ヒュペリオン》をシンクロ召喚。
《マスターフレア・ヒュペリオン》の効果で、デッキから《創造の代行者 ヴィーナス》を墓地に送り名称と効果をコピー。デッキより《神聖なる球体》を特殊召喚×3
墓地の《ブーテン》の効果で《神聖なる球体》をチューナー扱いとして、もう一体の《神聖なる球体》とで《ルイ・キューピット》をシンクロ召喚。効果でレベルを2上げる。
《ルイ・キューピット》と《神聖なる球体》で《ゼラの天使》をシンクロ召喚。《ルイ・キューピット》の効果で《命の代行者 ネプチューン》をサーチ。
《命の代行者 ネプチューン》の効果で墓地の《創造の代行者 ヴィーナス》を特殊召喚。
《ゼラの天使》と《創造の代行者 ヴィーナス》で《代行者の近衛 ムーン》をリンク召喚。効果で《マジェスティ・ヒュペリオン》を墓地に送る。
墓地の《命の代行者 ネプチューン》を除外して《マジェスティ・ヒュペリオン》を特殊召喚。《命の代行者 ネプチューン》の効果で《天空の聖域》をサーチ。
《マジェスティ・ヒュペリオン》と《代行者の近衛 ムーン》で《天空神騎士ロードパーシアス》をリンク召喚。《天空の聖域》を捨てて《失われた聖域》をサーチ。
最終盤面
場→《天空神騎士ロードパーシアス》 《失われた聖域》
相手ターンに《失われた聖域》によって《ゼラの天使》を除外したりして妨害をします。
メルフィーたち
《ホップ・イヤー飛行隊》を使い回すための《メルフィー・ポニィ》などはランク2の《森のメルフィーズ》を使います。ランク2の出し方は頑張って《神聖なる球体》を並べたり後述のスプライト軍団を利用します。
スプライト軍団
先述した《宣告者の神巫》スタートの展開では《ホップ・イヤー飛行隊》がサーチできませんが、《スプライト・ブルー》もしくはそれにアクセスできるカードを合わせて持っていれば、《森のメルフィーズ》をX召喚し《メルフィー・キャシィ》をサーチすることで《ホップ・イヤー飛行隊》までアクセスすることができます。
また、《ギガンティック・スプライト》から《ホップ・イヤー飛行隊》を回収する要員の《メルフィー・ポニィ》を直接場に出したり、《スプライト・スマッシャーズ》によって追加の妨害を用意したりと、対応力に+αをもたらしてくれます。
(《スプライト・スターター》や《ギガンティック・スプライト》の効果を使うとレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できなくなるため使用タイミングには注意しよう)
デッキのメインギミックにレベル2モンスターが多く存在しているため、「スプライト」関連のカードは非常に相性がいいです。
初めはランク2要因として、「メルフィー」と種族が同じ《素早いビーバー》を考えていましたが、召喚権で天使族たちと喧嘩しがちだったので、特殊召喚できる「スプライト」に軍配が上がりました。
出てくるレベル10シンクロモンスター達
《フルール・ド・バロネス》
①の破壊効果、②の発動無効効果が強力なのはもちろん、③の蘇生効果で《マジェスティ・ヒュペリオン》など強力なモンスターを簡単に使い回す事ができます。自身がEXデッキに戻るため、②の「フィールドに表側表示で存在する限り1度だけ」という部分にリセットをかけられるのも強力です。
《相剣大公-承影》
このデッキでは、③の効果が特に強力です。《失われた聖域》で《ゼラの天使》を除外して効果無効、更に相手の場と墓地を荒らすというなかなか凶悪なやつです。このデッキのメインアタッカーです。①の効果によって打点がどんどん大きくなるのも◎。
《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》
《ゼラの天使》が光属性なので、基本的にモンスター効果耐性を持った状態でシンクロ召喚されます。また、《ホップ・イヤー飛行隊》により、相手ターンに出すことで①の効果による妨害も可能です。さらに、先述の基本展開のどこかで相手に妨害されて止まったとしても、何とかして《マジェスティ・ヒュペリオン》と《神聖なる球体》が並べば光闇素材の完全体として出力でき、お茶を濁すことも可能です。
《サテライト・ウォリアー》
《ゼラの天使》と《ルイ・キューピット》を基本展開で使うので、相手の場2枚破壊+4500打点によるフィニッシュ要因として採用しています。
その他の採用カード解説
《天空の聖水》
《神秘の代行者 アース》、《命の代行者 ネプチューン》をサーチできるカード。《創造の代行者 ヴィーナス》は持ってこれないので注意。
初動の安定感を高めるため、3枚採用でいいと思います。
《破壊の代行者 ヴィーナス》
直接メインの動きに絡んでくるわけではないが、《宣告者の神巫》展開の際に合わせて持っている場合に、《命の代行者 ネプチューン》の特殊召喚先をこいつにすることによって《神聖なる球体》を再度展開でき、ランク2につなげることができます。墓地に《神聖なる球体》がいることを前提とした効果なので、3枚だと被ったときに死に札となり、1枚だと引く可能性が低くなるので2枚の採用となりました。
《マスター・ヒュペリオン》
《マジェスティ・ヒュペリオン》と違い、手札からしか出せませんが、こちらは《ゼラの天使》を除外しつつ相手の盤面に触ることができ、かつ《神秘の代行者 アース》から直接引っ張ってこれる、可能性を秘めたカードとなっています。
《天空の歌声》
もし仮に《失われた聖域》が除外された場合に回収するために一応入っています。このデッキにおいて、《失われた聖域》が除外される=負けなので「スプライト」のどれかが緩和されたら真っ先に入れ替えると思います。
《墓穴の指名者》
このデッキは、除外を主に活用していくデッキなので、《アーティファクト・ロンギヌス》を食らうと終わってしまうので採用しました。手札誘発以外にも相手の墓地利用を阻止したりでき、柔軟に対応できるカードです。
《神罰》
《天空の聖域》があればモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にできる強力カウンター罠。《失われた聖域》の発動時の効果処理でこのカードをセットすればプレッシャーをかけることが可能です。大体使う前に破壊されることが多いですが。
《冥府の執行者 プルート》
《水晶機巧-ハリファイバー》が残っていたころはそこから出していたモンスター。現在は《破壊の代行者 ヴィーナス》+《神聖なる球体》で出すこともあります。基本は《宣告者の神巫》で落として②の効果で《失われた聖域》を回収することに重きを置いています。
《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》
相手のライフが2000以下になったらメイン2にこのカードで決めます。
《S:Pリトルナイト》
効果モンスター2体で出せる汎用枠。①と②どちらも除外効果なので、《相剣大公-承影》を誘発させたり打点を上昇させたりと、汎用の中でも高相性のカードだと思います。
さいごに
デッキ名は何度も場、墓地、除外を行き来する《ゼラの天使》が過労で倒れてしまうのではないかという意味が込められた大変不謹慎ちゃんなデッキです。
何度も出てくる《ゼラの天使》、それをあざ笑うかのように定時退社する「メルフィー」たち。実はこいつも過労な《ホップ・イヤー飛行隊》など、社会の縮図が反映された闇深い趣深いデッキです。最近は友人とUNOや04環境三昧ですが、たまには現代遊戯王にも触れていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後まで読んでくれてありがとうございます。 できるだけ面白い記事をお届けできるようにこれからも頑張ります!