見出し画像

駐車場屋上に貸農園4月28日開園~名古屋の小公園どんぐりひろば活用提言へのひらめき

 名古屋市千種区の東山遊園株式会社は、自社の運営する星ヶ丘駐車場屋上に農業ビジネスを展開する株式会社アグリメディア運営のサポート付き貸し農園「シェア畑」を誘致しました。「シェア畑garden星が丘」の名称で4月28日に開園します。
 東山遊園は、商業施設の星が丘テラス、東山ボート、星が丘ボウルなどを運営しています。2023年に星が丘ボタニカルタウン宣言をしています。東山遊園周辺にある東山公園や平和公園などの緑豊かな環境に注目し、自然環境との調和や相乗効果を目指しています。「シェア畑garden星が丘」も宣言の一環です。
■食と農が注目されるわけ
 東山遊園によると、新型コロナウイルスの影響でデジタルを活用したライフスタイルが浸透してきた一方で、リモートワークの定着による人との交流時間の減少、タイムパフォーマンス(タイパ)による効率重視、SNSを中心としたネット疲れなど新たな課題も生まれてきていると懸念しています。
 そこで、同社は社会課題の解決や時代変化に合わせた場づくりとしてアグリメディアと協働して、野菜作りや収穫体験ができる場を提供することになりました。
 同社のリリースです。「自然環境や食と健康への意識の高まり、また子育て世代においてはリアルな体験を通して質の高い教育をしたいという意識の高さも感じられるなか、当社が掲げる『星が丘ボタニカルダウン宣言』に基づき、地域のお客様が気軽に自然と触れ合い、食の大切さや自然環境に意識を持つ機会のひとつとして実現いたしました」とあります。
■シェア畑garden星が丘の特徴

続きをみるには

残り 1,544字 / 1画像
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?