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【世界最高峰】メタバースクリエイターFinsさんによるツアーイベント in VRChat レポ!!

2023年12月10日(日)、VRChat史上最強クリエイターの一人、"Finsさん"ご本による「Fins Complex7ツアー」が開催されました!
言葉にできないほど素敵な会だったので、ツアーの模様を余すことなくお届けします!

◆こちらがワールドクリエイターのチャンピオン、Finsさんだ!

とてもフレンドリーなFinsさん!

Fins (X ID: @VRCFins)
VRChatを代表するワールドクリエイター。
ハリウッド映画の壮大な世界に入り込んだかのような大迫力で美しいFinsさんのワールドは世界中にファンが多く、毎日、ひとが絶えず訪れる。
レインダンスやウィーン国際映画祭など、数々の賞を受賞・ノミネートする、名実ともに「世界最高峰」のメタバースワールドクリエイターである。
代表作は、『Magic Heist』、『Treasure Heist』、『Complex7』など。

私はFinsさんの作品の大大大ファン!
まだ私がVRChatでワールド制作を始めたばかりの頃、Finsさんの人気アトラクションワールド『Magic Heist』に行き、衝撃を受け、その大迫力な世界観は、のちに私が作るVRテーマパーク『アフマ大陸』に大いに影響を与えたのでした。
私にとっての赤髪のシャンクスであり、「いつの日かFinsさんとお会いして、コラボしたい」というのがVRChatでの私の夢の一つでした。

◆経緯:ある日、奇跡が起きた。

2023年11月4日、世界中のファンが待ち望んだFinsさんの最新ワールド『Complex7』がVRChatにて公開されました。
前作『District Robot』に続く、Districtシリーズ第2作です。

600MBを超える超大作の今作は瞬く間に大ヒットし、たくさんのVRChatユーザーが訪れ、連日連夜賑わいを見せました。X(旧Twitter)のタイムラインでも沢山のフレンドさんたちがComplex7に行った感想ツイートをされていて、Complex7の写真であふれていました。
当然、Finsさんワールドファンである私も、Complex7に訪問。度肝を抜かれるくらい感動して、大量にパシャパシャと写真を撮影しました。

心から感動した私は意を決して、Finsさんご本人にご連絡!
熱意とラブコールを込めた文章を一生懸命英語に訳して、「いつの日かコラボさせてください!」という夢と共にお送りしました。
勇気を出して送ってみたはいいものの、向こうはVRChatを代表する偉大なるクリエイターの方だから多分返事は来ないよなぁと思ってその日は寝ました。
朝起きて、Finsさんから「いいですよ!」とお返事が来ていて、思わず飛び起きました。
え、あの憧れのFinsさんとコラボ。。。?
ついに夢が叶う。。。

こうして、本当にありがたいことに、Finsさんご本人によるツアーイベントの企画がスタートしたのでした。

念願のFinsさんとご対面!

◆チームを編成!

Finsさんは英語圏の方なので当然英語でのツアーとなります。私も含めてツアー参加者の中には英語に不慣れな方も多くいると思うので「通訳をしてくれる方を呼ばないと」と思い、あまびーさんにお願いしました。
あまびーさんはPOP-UP⇧LABOという最高の洋楽バンドのボーカリストで帰国子女ということもあり、「通訳だけでなく、盛り上げ役としてもあまびーさん以外には考えられない」と思いました。
有難いことにお忙しい中、あまびーさんは快諾してくれて、「技術的な話はわからないから」ともう一人、Sheruさんというオランダ人のフレンドさんを紹介してくれました。
あまびーさん、Sheruさん、私の三人で顔合わせして、どういう雰囲気のツアーにするかなど話し合った日を覚えています(たしか場所はComplex7でしたね笑)
Finsさんも多忙にもかかわらず、DMでのやりとりや、時にはVRCでお会いしてお話してくれたりと、この企画に惜しみなくご協力してくださいました。みなさん本当にありがとうございます。

主催陣でパシャリ。
左から、Sheruさん、あまびーさん、Finsさん、新arata。

◆参加者を募集!

イベントポスター

当初、X等で大々的に宣伝して参加者を募ろうとも考えたのですが、規模が大きくなると収拾がつかなくなるかもと思い、今回は内々で開催することにしました。
普段仲良くさせてもらっているアフマ部のみんなやフレンドさんたちに声をかけ、参加者を募集。Finsさんに会えるということもあり、あっという間に枠は埋まりました。

◆いざ、イベント当日……

そして、2023年12月10日(日)15時、わたしは30分も前からVRCにインして、あまびーさんたちと最終打ち合わせをし、Finsさんや参加者の皆さんが次々と集まり始め、いよいよ夢のツアーがスタート!

Finsさんのご挨拶。

本ツアーは自由に質問して良いスタイル。

わたしも含めて参加者のみなさんはFinsさんに聞きたいことがたくさん。
Finsさんはひとつひとつ丁寧に教えてくれました。
そしてそれを丁寧に通訳してくれるあまびーさん、Sheruさん、Hirokaさん。
ツアーの様子をお写真と解説付きで一気にご覧ください!

Complex7の世界はロボットたちの世界。
ロボットたちがあらゆる場所から文明の痕跡をこの部屋に集めてきた。
ストーリーを話してくれるFinsさん。
エイリアンvsロボットを
やりたかったのだという。
Finsさんがいう、
「Welcome to Complex7」。
歓声があがる。
メインエリアで集合写真!
今度日本に遊びにくるというFinsさん。
NPCロボットたちに紛れ込む
フルトラのmiyako_TNTさん。
みんなで見分けがつかないと笑いました。
ワールドの猫に紛れ込むハチさん
シェーダーはフレンドさんのオリジナルだそうです。
ワールドで使用するBGMはお金を払って作ってもらっているとか。
金額を聞いてみんなびっくり。
みんなでダンス。
ここ好きです。

◆カードキーをとある場所にかざすと…

隠しエリア。
仕掛けにハマる挑戦者たちを見て
笑うFinsさん(笑)

◆最後のエリアにて質疑応答

入口付近の扉に4桁のパスワードを入力すると中に入れます。

ワールド入口にあるパソコンがたくさん置いてある部屋や飛行機のある部屋など、当初はいくつかの部屋を作るだけのつもりだったというFinsさん。
いつの間にか大きくなっていったといいます。(気持ちわかります笑)
ワールド制作の心がけや、軽量化についてなど、気になることを質問しました。

◆気になる次回作は…

DISTRICTシリーズは残り2作を予定しているといいます。
シリーズ3作目はタイやラオスをモデルにしたワールド、
シリーズ最終作は、映画『クローバーフィールド』や『パシフィックリム』などの怪獣映画にインスパイアされたアドベンチャーライドにしたいとのことでした。
今からすっごく楽しみですね!

◆なんと非公開ワールドへ!!!

その後、なんと有難いことにFinsさんから「もしよかったら非公開のワールドも案内するよ」とご提案いただき、みんなで「ぜひ行きたいですー!」となり、急遽ツアーはボーナスステージ「Finsさんの非公開ワールドツアー」となったのでした。

◆日本風アドベンチャーワールド

幻想的なエントランス

一つ目に案内してもらったのは、制作中にPCが壊れてデータの編集が金輪際できなくなってしまったというワールド。
制作段階だったため、途中までしかできていないとのことでしたが、「え?これ制作途中?」というクオリティの絵面が続きます。
Finsさんのあとにつづいて先へと進むと….

はい、バーーーン!!!

巨大な城が目の前に現れて見とれていたら、横から大きな龍が通りすぎていって、みんな大興奮。

日本モチーフの壮大なワールド

見てください、このクオリティ!
たとえ制作途中であったとしてもFinsさんクオリティ。さすがの一言。

「Treasure Heist」のようなアドベンチャー謎解きワールドの予定だったという本ワールド。
「これが未完でお蔵入りになっちゃったなんて残念ですね」というと、「いやこれは今見ると粗いところだらけ。今ならもっときれいに作れる」というFins氏。かっけぇっす。

鳥居の前で記念撮影。

※ちなみにこちらのワールドは一部、拙作「ウニティ大社」と同じ3Dモデルを使用されていましたが、いやはや扱う人がちがうだけでここまでクオリティが変わってくるとは…もっと精進します💦

◆大迫力恐竜ワールド!!!

VRChat史上一番美しいワールドなんじゃ。。。
もはや実写。

つづいて案内してもらったのは「PROJECT LOST WORLDS」という恐竜のワールド。現在制作中の次回作とのことで、ちょこっとだけ見せていただきました!
このワールド、まじでクオリティが半端ないです!!!

みんな終始わーきゃー騒いでました(笑)

『ジュラシックパーク』や『アバター』にインスパイアされたという本ワールド。とにかくめちゃくちゃキレイ。細かいところで言うと、「木漏れ日」が尋常じゃないくらいきれい。光の当たり具合がすごい。水しぶきもマイナスイオンを感じられるくらい。本当にジャングルを探検している冒険気分を味わえる。「リアルな」体験ができるワールドです。
Finsさんのあとに続いて先へ進みます。

ブラキオサウルス。
で、でけぇ。
どこからかリチャード・アッテンボローの声が聞こえてきます。
「ようこそ、ジュラシックパークへ」

そして、先へ先へジャングルの奥へと進んでいくと……

バーーーン!!!

とタイトルが…!

大迫力なオープニング演出!!!

鳥肌が立つほどの演出でツアーは大盛り上がり。みんな思い思いに感動の言葉を漏らしていました。わたしもひたすら「やばい」を連呼するIQ2の猿になりましたが、それほどまでにかっこよかったのです。2023年のVRChat体験でぶっちぎりの1、2位を争う感動でした。

またしても集合写真。

このワールドのツアーはここまで。
こちらの恐竜ワールドは現在制作中で公開はまだ少し先になるとのことでしたが、公開される日が楽しみで仕方ありません!
まじですごいっすよ。

◆最後は、夜バージョンへ。

アオーンってしたくなる。狼じゃないけど。

さいごに案内してくれたのは、先ほどの恐竜ワールドの夜バージョン!
映画『アバター』の惑星パンドラのようなネオンの植物や生き物が生きている幻想的なワールドでした!
ここには近づくと、キュルキュルポンと音がする植物があり、みんなでコルクの栓を抜いたみたいな音だねといっていたら本当にコルクの栓を抜く音を使用しているそうで驚きました(笑)
そんな音をこのような使い方をするとは…!!さすがです。

◆Finsさんからみんなへのメッセージ

いよいよこの楽しい超豪華ツアーも締めのお時間となりました。
さいごにFinsさんからメッセージをいただきました。

Finsさんからの素敵なメッセージ

「わたしがワールドを作っているのは、あなたがたのおかげなんです。
実は、わたしのワールドに遊びに来てくれて、楽しんでくれたり、その様子をツイッターにアップしてくれたりする人たちの99%が日本人なんです。
あなたたち日本人がそうやって楽しんでくれるから、自分もこうやって作り続けることができているし、モチベーションをもらっているんです。これからも作りつづけてみんなに届けたいです。
あと、もう一つの理由は、西洋と東洋のひとたちの懸け橋になりたいからです。みんな話す言葉はちがうけど、VRChatで仲良くなれると信じているから、わたしのワールドで仲良くなってほしいと思って、作り続けています。
これからもよろしくお願いします。」

※あまびーさん通訳してくださったFinsさんのコメントを新 arataが要約したもの

◆Finsさんへお礼のプレゼント…!!!🦘

ツアーは当初、一時間半の予定でしたが、このときすでに3時間を超えており、日本も暗くなってましたが、Finsさんのほうは深夜をとうに過ぎていて、お忙しい中、遅くまで私たちのために付き合ってくださいました🙇‍♂️
そんなFinsさんへささやかながらもお礼がしたいと思い、菅原のタツジさんにお願いして作っておいてもらったのでした。

そう、Finsさん仕様のタツジカンガルーです🦘

タツジさんが
じゃーん!とお披露目🦘
Finsさんすっごい喜んでくださって良かった😆✨
FinsさんとFinsカンガルー🦘
タツジカンガルーたちで集合写真🦘

こうして、3時間強にも及ぶ、「FinsさんによるFins Complex7ツアー」、並びに「Finsさんによる非公開ワールドツアー」は大満足、大盛況、大感動で幕を閉じたのでした――――――。

参加者の皆さんの熱量を浴びたい方は、Xでハッシュタグ「#Finsさんアフマ部ツアー」で検索してもらえるとたくさん感想ツイートを見ることができると思います!

ひとりの男のわがままから始まったこの企画。
準備や打ち合わせから当日の通訳まで、いろいろと支えてくれたあまびーさん、Sheruさん。
プレゼントでお渡しするカンガルーを準備してくれたタツジさん。
当日の様子を録画してくれていたおかゆさん、パズさん。
沢山質問したり、リアクションしたり、ツアーを大いに盛り上げてくれたアフマ部の皆さんや参加者のフレンドさんたち。
そしてなにより、忙しい中時間を割いて、わたしたちのためにとんでもなく素敵なお時間をくださったFinsさん。
皆さん本当にどうもありがとうございました🙇‍♂️✨✨✨

恐竜のProject Lost Worldsが公開されたらみんなで遊びに行きましょう!
ではまた次回!(^O^)/

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◆この記事を書いたひと👇

新 arata (X ID: @aratakyoi)
VRアトラクションクリエイター。リアルで世界一周を達成。
アフマ大陸、マッド世紀末鎌倉などのワールドを手がける。
「深夜0時におちます終会」、「マッド世紀末集会」などのイベントも主催。
現在、新しいテーマパークワールドを制作中。

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