松本市「四川乃華 南松本店」精のつくレバニラ
店名 四川乃華 南松本店
場所 長野県松本市双葉7-23 ダンダンプラザ 1階
電話 0263-25-2390
ジャンル 中華料理店
バリアフリー ◯
駐車場 あり
食べたもの 「レバニラセット」1175円
「歳をとった」とか「若いころは」などと書いているが、本音を言うとさほど年齢は感じていない。そりゃァ20歳代に比べれば、アタマやカラダの動きも格段に悪くなった。そもそも「えいやッ!」という瞬発力そのものがなくなってしまっている。
それでもまだ「よっコラショ」といいながら立つ、というところまではいかない。今後、何十年生きていくかはわからないが、今のうちに精のつくものを食べて活力を満たしていこうではないか。
精のつく食べ物
といえばまず思い浮かぶのは鰻であろうか。つやつやのテカテカに耀く褐色の蒲焼きを、タレにまみれ白メシとともに口中へ投ずる。これは美味い幸せだ。でもこの間食べたばかりだしそもそも高いなぁ。
あ、牡蠣もよい。ひとまず今の気分は焼きよりも生だ。捌きたての岩牡蠣を、殻で唇を切らないようそろりじるりんと啜り込むと、口中に強く広がる磯の香り。なにもつけずに、と言いたいところだが軽くレモンをふる、または粗塩をぱらりひとつまみというのもよい。ただ、生牡蠣となれば海辺でないと高鮮度のものと出会いづらいなぁ。
やはり立ちはだかるのはコストか手間だ。双方ともに不自由な貧乏人としては手を出しづらい。となればもっとシンプルに、街角で出会うことのできるメニューを求めるしかないではないか。
「四川之華 南松本店」
20年前の松本時代にしばしば使わせてもらった中華料理店。そういえば飲み会にも来たことがあった。という懐かしさを感ずるところでもある。すっかり忘れ果てているし。「精のつくメニュー」となればこれしかないだろう。
「レバニラセット」1175円
ニラ、レバーほど滋養強壮に効く食品はないだろう。鉄鍋に入りジュウジュウと音を立てている様はズシっと迫力のある風情だ。もやし美味し。
セットというからにはレバニラだけではない。スープの代わりにラーメンかワンタンを選択せよというのでワンタンとした。さっぱりとした醤油スープに、スルリとしたワンタンが浮かぶ図がよい。ひとつだけだが唐揚げがついているのも好ましい。え?ご飯おかわり自由だって?精のつくものだらけだ!これで私もしばらくは大丈夫だ。
なに?そんなもの喰わずとも十分精がついた状態ではないか?世の中本当の事を言えば済むという事ではない、何事も必要なのは肝要だ。細かいことを気にしていてはならぬ。ならぬものはならぬのだ。
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