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ダーリン(仮)闇堕ち防止計画(全20話)

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恋愛ファンタジー小説(中編)。 聖女&聖竜の飼い主だった前世の記憶を持つ伯爵令嬢、ミルティア。恋したけれど振られっぱなしだった男の闇堕ちを防ぐ為、悪女の道を突き進む。
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第17話

「きゅい、きゅい、きゅい」 「あら、お花ちゃん。お昼寝は終わったの?」  さっきまで竜達…

嵐華子
3週間前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第20話(最終話)

「ミルティアが後見人になってくれたのも、俺を守る為にした事だとわかっている。だが惚れた女…

嵐華子
3週間前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第19話

「愛してる、ミルティア。本当はお前がここを突然出て行った時には、自分の気持ちに気づいてい…

嵐華子
3週間前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第18話

「これよりミルティア捕獲大作戦を決行する!!!! ただし傷つける事は許さん!!!! 協力者には金…

嵐華子
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第16話

「もう、お兄様達ったら。水臭いんだから。ギルド経由で合同結婚式の余興を私に頼むだなんて」…

嵐華子
3週間前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第14話〜カインside

「おめでとう!」 「お幸せに!」 「綺麗!」  麗らかな春の陽気に、祝福の花びらが風に舞い…

嵐華子
3週間前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第13話〜カインside

「ミルティアは……ずっと……こんな、長い間……俺の為に動いてたのかよ」  ミルティアの手紙を最後まで読んで、思わずくしゃりと握りしめてしまった。慌てて戻す。  何だよ、夢で見たって。前世で冤罪で殺されたって。俺が魔竜王になるって。 「っざけんな……馬鹿、野郎……」  俺が自分の為だけに生きてる間に、アイツはずっと俺の為に生きてたのか。  否定したいのに、現実に起こった事を考えたら否定できない。もしミルティアが関わらなければ、この家族に出会わなければ……。 「あの子

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第11話〜カインside

『子供の貴方から法律的に縁を切るのは難しいでしょう。けれど、つまらない縁故を生む前にせめ…

嵐華子
3週間前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第10話〜カインside

「おじさん達は心配じゃないのか!」  あまりにも、あっけらかんとしたミルティアの両親につ…

嵐華子
3週間前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第9話〜カインside

「うわあああああ!!!!」  自分の叫び声で目覚めたら夜。いつの間にか焚火が焚かれ、何かの肉…

嵐華子
3週間前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第8話〜カインside

「ふん、たかが平民風情が随分と偉そうだな」 「毒でも入れてそうな卑しいお前の作った料理な…

嵐華子
3週間前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第7話

「クロちゃん、お花ちゃん、心配させてごめんなさい。これからこの森を解放して、ギルドに事の…

嵐華子
4週間前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第6話

「ひっ、ひっ、」  あら、足が生まれたての子鹿のようよ、シーフちゃん? 「あ……あ……」…

嵐華子
4週間前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第5話

「もう、ホント! 滾る! どんだけ可愛いを炸裂するのぉ〜!」  やばい! 顔面がデレデレに崩壊しちゃった!  だって魔竜が私の顔を見た瞬間、ポン、と胸で抱きしめられるくらいのミニ魔竜ちゃんになったのよ。更にキュイキュイと可愛らしい声を出して、泣きついてきたんだもの。  私達と魔竜ちゃんとの勝負は瞬殺。いえ、勝負にすらならなかったわね。  もちろん私の完敗! 傷つけられるはずがないじゃない! 【そうだ、魔竜をぶちのめそう】計画は中止よ!  私が誰なのか一目で理解したら