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ダーリン(仮)闇堕ち防止計画(全20話)

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恋愛ファンタジー小説(中編)。 聖女&聖竜の飼い主だった前世の記憶を持つ伯爵令嬢、ミルティア。恋したけれど振られっぱなしだった男の闇堕ちを防ぐ為、悪女の道を突き進む。
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第17話

「きゅい、きゅい、きゅい」 「あら、お花ちゃん。お昼寝は終わったの?」  さっきまで竜達…

嵐華子
7日前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第20話(最終話)

「ミルティアが後見人になってくれたのも、俺を守る為にした事だとわかっている。だが惚れた女…

嵐華子
6日前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第19話

「愛してる、ミルティア。本当はお前がここを突然出て行った時には、自分の気持ちに気づいてい…

嵐華子
6日前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第18話

「これよりミルティア捕獲大作戦を決行する!!!! ただし傷つける事は許さん!!!! 協力者には金…

嵐華子
7日前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第16話

「もう、お兄様達ったら。水臭いんだから。ギルド経由で合同結婚式の余興を私に頼むだなんて」…

嵐華子
7日前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第15話〜カインside

 そしてミルティアだと確信したのが、この噂だ。 【噂その3】  出現率が伝説級の狒々と呼…

嵐華子
8日前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第14話〜カインside

「おめでとう!」 「お幸せに!」 「綺麗!」  麗らかな春の陽気に、祝福の花びらが風に舞い踊る。  純白のウェディングドレスを着て、幸せそうに微笑む花嫁。そんな花嫁をうっとりと見つめる、タキシード姿の新郎。  幸せの絶頂にあるかのような眩しくも初々しい夫婦。  ……が、二組。 「「まっさか兄貴(弟)と合同結婚式をする事になるとはな。あはははははっ」」  笑い合う二人の新郎は正真正銘、俺の家族。 『頼みがあるんだ。その……聞いて欲しい』  約五年前。ミルティアに

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第13話〜カインside

「ミルティアは……ずっと……こんな、長い間……俺の為に動いてたのかよ」  ミルティアの手…

嵐華子
9日前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第12話〜カインside

「あら、お帰りなさい、カイン」 「ミルティアの魔力残滓か。無事会えたみたいだな。相変わら…

嵐華子
9日前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第11話〜カインside

『子供の貴方から法律的に縁を切るのは難しいでしょう。けれど、つまらない縁故を生む前にせめ…

嵐華子
9日前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第10話〜カインside

「おじさん達は心配じゃないのか!」  あまりにも、あっけらかんとしたミルティアの両親につ…

嵐華子
10日前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第9話〜カインside

「うわあああああ!!!!」  自分の叫び声で目覚めたら夜。いつの間にか焚火が焚かれ、何かの肉…

嵐華子
10日前

【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第8話〜カインside

「ふん、たかが平民風情が随分と偉そうだな」 「毒でも入れてそうな卑しいお前の作った料理な…

嵐華子
10日前
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【ダーリン(仮)闇堕ち防止計画】第7話

「クロちゃん、お花ちゃん、心配させてごめんなさい。これからこの森を解放して、ギルドに事の顛末を伝えてくるわ。あの砂まみれの三人が突然転移して驚いているでしょうし」 「キュイキュイ」 「ふふふ、もちろんそのつもりよ、クロちゃん。お金で仲間殺しの依頼を請け負った証拠もついでに突きつけて、冒険者登録を永遠に剥奪してやるんだから。馬鹿な王太子とあの公爵達も合わせて社会的な信用を失墜すること間違いなしね」  依頼人の彼らは、王族や貴族としての今の地位も失うでしょうね。  王太子なん