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稀代の悪女、三度目の人生で無才無能を楽しむ

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・既刊作品のWEB版。 ・(恋愛?)ファンタジー小説。 ・思いつきで書いている ・当然ですが書籍とは異なる部分に、比べ物にならない乱雑な文章。 ・誤字脱字あり ・基本的に句読点改…
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#悪役令嬢

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)36

「ふふふ、去年は影を潜めながら暗躍したけれど本当に楽しかったわ」 「生き生き暗躍してたよ…

嵐華子
1時間前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)35

「ラビが月影の代理ってすぐ信用されたの? それに表立ってラビが出るのも悪評があるからまず…

嵐華子
1日前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)34

「領主の協力を得るのに1番効果的だった事の1つは魔法師や魔法具師を目指す学生がした事かも…

嵐華子
1日前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)33

「学園には一口に平民の富裕層や貴族がいると言っても、貧富の差は大きいわ。下手をすれば下級…

嵐華子
2日前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)32

「1年生からまず提案したのは、4年生は自然の摂理に立ち戻って災害前に取った土地のデータと…

嵐華子
3日前
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書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)31

「本来塩害対策なんて数年単位で行うものなのにね」 「そうよねえ。3年の中盤から準備し始め…

嵐華子
4日前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)30

『お義姉様ったら、淑女科をお断りされて平民の多い魔法具科に入ったんですってね? 残念ですけれど、無教養なのですからお断りされても仕方ありませんよね。でもせっかくお兄様から常々諭されている教養を身につける機会でしたのに。お兄様はお怒りですし、シュア様も呆れてらっしゃったわ』 『ふふふ、そうなのよ』 『あら、そろそろシュア様に誘われて入った生徒会役員の歓迎会だわ。お義姉様は気にしないで。無才無能過ぎて生徒会に入れないお義姉様に代わって、ふつつかながら私が全力でシュア様のサポートを

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)29

「ラビの手柄なのにぃ……」 「ふふふ。実際に動いた人達こそが称賛されるべきよ」  もう、…

嵐華子
6日前
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書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)28

「グリーンスパイダーも同じ理由?」 「そうよ。少し小道に入れば巣があるでしょう」  ゴム…

嵐華子
7日前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)27

「ラビが時々自家発電で楽しむ為に自分で書いてる小説を読むのも好きだよ 他の皆も好きだから…

嵐華子
8日前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)26

「そうね、キャスちゃんの言う通りね。あのシュシュは補助金も少ない、学力が低くなりがちなD…

嵐華子
8日前
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書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)24

『お前、俺様の婚約者にしてやったのに生意気だ! 俺様の前からもこの城からも消えろ! 2度と…

嵐華子
9日前
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書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)22

「シュシュはね、巷ではかなり流行っているらしいの。中でもその発信元になった1年Dクラスが…

嵐華子
11日前

書籍化・WEB版【稀代の悪女、三度目の人生で……】(一章)21

『居留守を使うなんて、よほど傷つかれたのね。お可哀想なお義姉様。私だけ楽しんでごめんなさい。シュア様がぜひそうしろって言うから、仕方なく……』  あの子が夜に帰宅してから1度来たらしいけど、特等席で花火を見てたらそのまま眠ってしまって。帰宅が遅くなったのよね。  何かしらを勘違いしたらしいシエナはそう言いながら両手で顔を覆ってポロポロ目から水を溢していたのだけれど、惜しかったわ。  口元がニヨニヨと笑っているのが指の隙間から見えるのよ。 『残念ね』 『ええ、シュア様も