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考えすぎだよ、とか、気にしすぎだよって言われても、そうなっちゃうんだから仕方ないじゃないかー!

何を隠そう、私も「繊細さん」に近しいところがあることを自覚しております。

HSP(Highly Sensitive Person)、生まれつき繊細な人は五人に一人くらいいるそうです。

考えすぎだよ、とか、気にしすぎだよ
って言われても、そうなっちゃうんだから仕方ないじゃないかー!って私は思っていました。

あとけっこう、人が機嫌が悪そうなときは、自分が何かやらかしたんじゃないかって思うこともありました。

過去形で書いているけど、今もそのきらいはあって、悩むこともしばしば。

だけど、この本を読んで、勇気が出たのが「繊細さんに必要なのは、痛みやストレスに耐えられるよう自分を作り変えることではありません。(中略)自分の本音をどれだけ大切にできるかが勝負どころ」(p.27)という箇所。

だって、生まれ持った気質なのだからしょうがない。
決して人が嫌いなわけではないし、むしろ好きなんだけれど、人といると疲れちゃうし、定期的に引きこもりたくなる。

ただ、自分がガッツリ「繊細さん」かと自問すると案外そんなこともなくて、仕事雑だし。

でも、多分相手の気持ち・感情・雰囲気を察することはなんとなく得意。
相手に合わせすぎることも自覚している。

それで行き詰まることも今まで何度もあった。

「第一印象はすごくいいし、最初の1ヶ月くらいはいいけど、仲良くなったりすると、ダメなところがたくさん見えて、そのギャップがマイナスだと思う」と言われたことがあります。ショック。でも、それが言われてしまうのもすごくわかる。最初は頑張って無理してるけど、無理は続かないわけで、それがいい結果を生まないのであれば、最初から無理した笑顔とか作らなくていいんだって思えた。

どうしても今までの癖で、初対面時とか最初の数ヶ月は頑張ってしまうんだけど、素の自分をもっと出した方がいい。

この本で指摘されているように「表に出している自分」に合う人が集まってきてしまうから。

あと、今まであまり嫌いなものとか意識してなかったか、無意識に嫌いなものを作らないようにしていたけど、嫌いなものは嫌いと思っていいし、避けていい。無理してやるもんじゃない。

そして「頼る」こともしていい。それもわかっちゃいることだけど、ちょっとずつお願いしよう。というか、歳を重ねてきてようやくできるようになってきたと思う。

ほんと遠回りをしてきた人生だと思う。

あと、最後にというか、できないことはできないと伝えられるようになるのも今後の課題。多分気持ち向かないなぁということはちゃんと断る。

昔は向上心とか強かったからあれだけど、今なら無理をしないように生きることが自分には合っている。もちろん頑張りどきはあるだろうけど!

そろそろ働き始めるぞー!

かしこ


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