アラサー男子部員

長崎在住のアラサー男子部員です🙇 創価学会員。基本的に独り言です。

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最近の記事

僕の中にあった孤独感【創価学会3世のブログ#5】

この世界に僕しかいなかったとしたら、僕は孤独を感じるのだろうか。 そもそも孤独という概念がないのだろうか。 独りがゆえの、美しさや繊細さ、もしくは虚しさや寂しさを感じることすらないのだろうか。 「孤独」という言葉を国語辞典で紐解けば、「身寄りなどがいなくて、ひとりであること」また「行為・志などを同じくする人や精神的つながりのある人がいなくて、ひとりであること」とある。 かつては「孤独」というと虚しいイメージがあったが、最近では「孤独の〇〇」と楽観的に独りを楽しむことに焦点を

    • 頭を整理したいけど、できなかった。【創価学会3世のブログ#4】

      僕が20歳の時、毎日聴いていた曲にRADWIMPSさんの有心論がある。 (聞いたことがない方は上の太文字をタップ↑) 「誰も端っこで泣かないようにと 君は地球を丸くしたんだろう?」 「誰も命 無駄にしないようにと 君は終わり作ったよ」 この曲には、20歳の僕にはなかった感性が散りばめられていた。 同時に、「この世から隅っこで泣く人をなくしたい」「命ある限り一生懸命に生きたい」と思った。 あれから10年。最近、当時の自分と今の自分を比べることがよくある。「このままでいいの

      • 600度の法則ーー桜と人生と、時々未熟な僕【創価学会3世のブログ#3】

        僕は寒さに弱い。冬の季節は特に堪える。 温かな陽光きらめく、春が待ち遠しい。 今年の早咲きの河津桜が その「顔」をのぞかせるようになってきた。 僕は桜が大好きだ。色合いも匂いも、そして満開に咲き誇るその姿も。 桜の開花を予想する考え方の1つに、「600度の法則」がある。 2月1日を基準にして、毎日の最高気温が600度に達した時、桜は開花するというものだ。桜の芽は、秋から冬にかけて休眠に入る。そして、一定の寒さにさらされて休眠打破。少しづつ芽は成長し、やがて花開く。つまり、「

        • 師匠に一度も会ったことがない僕の師弟観【創価学会3世のブログ#2】

          創価学会の活動をするようになる前、「師弟」というと、どこかお堅い気がしていた。 僕は芸者ではないし、普段生きていく上で、師匠は必要なのか?とも思っていた。ましてや、僕が発心した時は、池田先生は学会の公式行事に参加されていなかった。今日に至るまで僕は、「池田先生に一度もお会いしたことがない」のだ。 直接の出会いや語らいなしで、師弟の精神をどう自分の中に築くか。学会活動に励めば励むほど、仏法を学べば学ぶほど、師弟がわからなくなる。だいぶん葛藤したし、諦めかけた時もあった。でも今

        僕の中にあった孤独感【創価学会3世のブログ#5】

          「きっと意味がある」ーーこの言葉が大嫌いだった僕【創価学会3世のブログ#1】

          母の口癖 「きっと意味がある」「仏法に無駄はないんだよ」 創価学会員は、よくこんな言葉を口にする。 僕の両親、特に母の口癖でもあった。幼い頃は、気にも留めなかった。 でも次第に、僕はこの言葉が嫌いになった。 両親は、共に学会2世だ。 父は仕事が遅くても、座談会や本部幹部会(中継行事)には必ず参加していた。母は学会のリーダーをしていた(今も)。 小学校に入る前の僕は、学会の会合にたびたび連れて行かれた。 当時は、学会の印象は良かった。優しい人ばかりだし、会合に行けば、何かし

          「きっと意味がある」ーーこの言葉が大嫌いだった僕【創価学会3世のブログ#1】