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「光る君へ」 第2回

前回から6年後の984年、主人公2人が本役になって再会を果たす。
道長は従五位下/右兵衛権佐(18歳)。まひろも裳着をすませる(15歳)。
まひろは父に内緒で絵師のところで男のふりをして代筆業をしているらしい。

  • 代筆シーン、結構長かったな…。最後のとこで道長と自分を投影したセリフを入れたかったからだろうな。

  • 右大臣兼家が“リトルボイス”関白頼忠を差し置いて帝に上奏する。一度陣定で決まったことを帝の前で覆す兼家。帝は渋い顔をしつつも兼家案を採用する。
    頼忠の胃のキリキリ音が聞こえてきそう。

  • 実資さねすけついに登場。この当時、従四位下/蔵人頭(27歳)。
    「(右大臣を)好きではない」(×3回)が、褒賞の件を評価するのは後年の刀伊の入寇の時、実資だけが賞を与えるべきと主張することの伏線か。
    蔵人所が見られるとは!!もっと尺ください。
    実際の実資は長寿だったこともあって、長身痩躯の仙人のイメージだったんだけどもう今は受け入れた…どころか、もはや他の人でイメージできないw

  • 道隆は従三位/右近衛中将如元(31歳)三位中将というやつ。
    道兼は従五位上/蔵人(23歳)、ちゃんと働いてて少し安心。

  • のちの一条天皇(懐仁やすひと親王)登場。
    例の「繁子」が乳母として横にいたけど、セリフなし。道兼とはいつ関わる?

  • 参内した兼家が詮子に里帰りするよう促すが詮子は「なぜ?」と尋ねる。
    帝の唯一の子を産んだのに中宮に立てられたのは頼忠の娘・遵子で、さらにお渡りもない。先に詮子がキレて、父兼家はそれを政治利用するのかと思いきや、詮子は里下がりしたくない、もう一度頑張るとまで言う。
    詮子と道長がキャッキャする。

  • 頑張った結果、円融に酷い言われよう。あれは兼家に言ってるようなものか。
    関白頼忠は娘・遵子にはまだ子がいないし、そこまで警戒してないってことか。でも自分の皇統を継ぐ唯一の子の母、外祖父になるかもしれないってわかっててあんな暴言吐く必要がどこに。自分の首を絞めるようなもの。
    詮子、さすがに宿下がり宣言。

  • 花山院の“母子同時”は史実だけど、東宮・師貞親王時代(16歳)に持ってきてしまうのか。この分だと高御座の出来事とかもやるかも。ドラマ的に“映える”場面だからやっちゃうんだろうな。考証の倉本先生によれば小右記などの古記録にはそんな異常行動は書かれてないらしいのに。

  • 兼家、道兼に帝に毒を盛って弱らせ退位を早めろと命令。
    あらすじに「道兼」と「退位」の文字を見たので当然花山のことだと思ったら、なんと円融。道兼は2代連続天皇退位に関わるということか…。
    しかし「毒」(薬と言ってたけど)はちょっと時代を先取りしすぎじゃないか。

  • 兼家が「けがれ」と言う言葉を使ってたけど、字幕で見ると「穢れ」ではなく「汚れ」だった。家名を「けがした」=「よごした」の意味で言ってるんじゃないか。祓う方の「穢」じゃなくそそぐ、晴らす方の「汚」。
    道兼は6年前の殺人のせいで「よごれ仕事」担当に。
    このドラマでは「穢」の方はスルーなのかも?

  • 最後、まひろが適当に指した方角にたまたま道長がいて誤認逮捕される。

  • 次週の予告に三/四納言登場!!
    一瞬の映像に本編以上に(あっ)盛り上がってしまった。
    黒と緋の官位差の袍の違い、いい。
    それにしても源俊賢はいったいどこ?兼家とも関係が深いのに。明子登場と一緒に出てくるんだろうか。行成が俊賢出る前に蔵人頭になってたら暴れる!

正直なところ、見ての通り、2人の恋愛パートへの自分の反応はかなり低温。
でも定子様と一条天皇の場面ではきっと一気に沸騰する(予告)。
今のところ、内裏のシーンや政治の駆け引きや装束が見られるだけで満足。
そこだけの回があるなら2週連続ソウルメイトパートのみの回でも我慢する!
…いや、さすがにそれはキツいなw

〜来週に続く(たぶん)〜

次週の相関図には第1回目で赤子だった定子様登場らしい。入内はよ!

例によって長文ですが、もうこれは仕様と…😅
お読みいただきありがとうございました!

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