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早川聖来とビートルズ

皆さんは先日の乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVEをご覧になっただろうか。私としては曲の背景と共に、選抜とアンダーのくっきりとした境目のない今回のライブを象徴するかのような「ボーダー」の披露がとても印象に残っている。これは明らかに某演出家の交代によるところが大きい。

ボーダーの歌詞にはJohn Lennonの「imagine」が出てくる。秋元康は様々なボーダーを越えようとした存在としてJohn Lennon、The Beatlesを念頭に置いていたのだろう。

John Lennon、The Beatlesは階級に縛られていた60年代のイギリスでそのボーダーを超えていく存在であり愛を歌って世界を変え、また変えていこうとしていた。

早川聖来もまた悪習に縛られず、愛を持って古い地図を書き換え、結果的にボーダレスなライブに変えていった。

そして彼女は最後にこう残して一旦の活動を終えたのである。

アイドルって愛を巡らせて愛がまた返ってくる、そういう場所なのかなって私は思いました。

早川聖来卒業セレモニー

まるでThe Beatlesが最後の曲で次のように残して活動を終えたかのように。

And in the end
The love you take
Is equal to the love you make
(結局
あなたが受け取る愛は
あなたが与える愛に等しい)

The End

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