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【APEX】コンバーターは禁止されたけどフリークやエイムリングとかはどうなの?(12/18追記あり)

まず前回の記事はかなり反響があり、Twitterのコメントなどでコンバーターという存在自体知らなかった、分かりやすく説明されてて有難かったなど色々な意見をありがとうございます。
正直noteも始めたてで、自身の気持ちを綴った便乗記事だったのですが、バズった記事としてnoteでも紹介されていて、view数も計8万くらいになりそうでとても驚いています。



と、まぁ前回までの記事のお礼や前説は置いておいて今回この記事を書こうと思ったのは、なんとAPEXの開発会社のリスポーン社からコンバーターの使用は全面的に禁止とコメントが発表されたからです。
(以下こちらのURLのソースの1文抜粋したものです。https://fpsjp.net/archives/377618/comment-page-2)

RespawnおよびEAのスタンスとしては、『Apex Legends』のコンシューマー機でのマウス&キーボ(以下MnK)の使用は原則上一切禁止です。これはストライク・パックなどの、ソニーやマイクロソフト非公認のコントローラーやアタッチメントも同様です。

しかし現実的には、コンシューマー機自体にMnKの使用を判別する機能が備わっていないため、該当するユーザーすべてをアカウント停止処置にすることは難しい状況です。

また、身体的な障害を抱えているユーザーが特殊仕様のコントローラーを必要とするケースもあるため(参考記事)、一概に非公認品を使用したすべてのアカウントを停止処置とするわけにも行きません。

よって、現状では公式大会など、プレイヤーの環境を把握できる状態では例外なく使用を禁止としています。

それ以外のケース、例えば使用者が非公認品コントローラーやアタッチメントの使用を(SNSなどで)自慢していたり、配信を行っているなどがあれば、通常の通報手段を通してご報告ください。

EA 環太平洋エンゲージメント担当者

ということで、正式にコンバーターはAPEXでは禁止と公式から声明文が出されました。
リスポーン社はこういったユーザーの意見にもしっかり答えてくれるところがいいところですよね。

ただ、ここで気になったのは公認のコントローラーやアタッチメントでない限り禁止という点です。
なんかサラッと書かれてますが、これってどういう事?って感じたプレイヤーは多いのではないでしょうか。
今回はこの公認されていないコントローラーやアタッチメントについて考えて行きたいと思います。
PS4版が主体なのでコントローラーを使わないPC版の方にはあまり馴染みがない話にはなると思いますが、よければ読んでいってください。

フリークやエイムリングなどのアタッチメントについて

まず、前提としてフリークとエイムリングってなんぞっていうのですが、単純に言えばコントローラーに付ける補助装着です。

APEXのようなFPSを行う際に、コントローラーのスティックで敵にエイムを合わせて撃つ、といった動作を行うと思いますが、通常のコントローラーは別にこういったFPSのみを行う設計で作られている訳では無いので、結構スティックを倒したり素早い動作をしてコントローラーを酷使すると思います。

エイムリングはそのスティックの可動幅を狭くしてより正確なコントロールを可能とするものです。
具体的にはスティックの下にスポンジのようなものを入れてスティックを倒しにくくするという感じです。

フリークはスティックに付けるもので、滑り止め加工などが施されたものやスティックの高さを変えるものなど、こちらもスティックコントロールを上げるアタッチメントです。

こういったアタッチメントに関しては色々な類があるので、調べて頂いた方が良いかと思います。

実際これって禁止なの?

こういったアタッチメントは禁止では無いです。
ただし、それはソニーのPlayStationの規約に限りです。

PlayStationからは公式の認可が降りていない商品は使用を控えて欲しいとされてますが、これはおそらく身体障害者が使用するアタッチメントや特殊なコントローラーがあるためです。
例えばですが片腕がない方でもゲームを楽しめるように足で移動出来るようなコントローラーがあったり、片耳が聞こえない方用に左右の音がミックスされる片耳専用イヤホンなど色々なガジェットが世の中には存在します。
これを一概に全て禁止とすると楽しめなくなるプレイヤーが出てくるので、全面的禁止とは言えないのでしょう。

上記のような事情は特殊なコントローラーについてはAPEXのコンバーター禁止の声明文にも少し記載されていました。

ただ、フリークやエイムリングはその枠組みなのかと言われると疑問が残ります。

今回コンバーター禁止の声明文内では、ソニーやマイクロソフト認可でないアタッチメントの禁止とされていますが、フリークやエイムリングは認可が降りていないものがほとんどです。

じゃあエイムリングもフリークも禁止じゃんって思う方もいらっしゃると思いますが、過去にPlayStationが開いたAPEXの公式大会ではコントローラーに直接装着するもの、ソフトウェアに影響を与えないもの(エイムリング等)に限りセーフとの注意書きがあります。

ということは、今回APEXの公式が言っている公認されてないアタッチメントというのはソフトウェアに影響しうる可能性があるもの、例えばアンチリコイル機能が搭載されたコントローラーや連射機能のあるコントローラーなどのストライクパックと呼ばれる通常のコントローラーの機能を逸脱したものではないかと推測されます。
また、日本ではあまりフリークやエイムリングはコアなFPSプレイヤーしか知りませんが、海外では割と主流なので世界基準で見ると禁止とするのはハードルが高いと思われます。

ただ、ここに関しては公式から正確な声明が出ている訳でもないのでいちゃもんをつけられたくないのであれば外した方がいいと思います。

結論と自身の考えとして

結論としては公式からははっきりと禁止とは言われてないが、フリークやエイムリングは付けない方がめんどくさいことは言われないです。
あと大会などは主催者によっては禁止か禁止じゃないか別れると思います。

ただ、この問題については色々な意見があると思います。
なぜならフリークとかエイムリングって言うのは環境です。
プレイヤーには様々な環境があります。
回線が悪い、テレビが古くて画質が悪い、PS4、PS4pro、PS5、FPS用のモニターを使用してる、高品質のヘッドホンで足音が聞こえやすい、ソニーから公認されているFPS用のコントローラーなどなど。
これらって統一出来ないものです。

なぜならみんな環境が違うからです。
それこそこいつはPS5だからマシンスペックが〜やモニターのフレームレートが〜とか言い出したらキリがありません。
絶対に同じ環境、同じ条件でオンラインゲームを行うのは不可能です。

PCだってプロの方は1級品を使ってるけど、それに文句を言う人は少ないでしょう。
マウスの反応速度やキーボードの押しやすさだって違います。

これはスポーツにおいても水泳のレーザーレーサーの問題や箱根駅伝のナイキの厚底シューズの問題と同じで、それぞれ環境が違うので起こってしまいます。
でも、その人たちはそういったアタッチメントが無くても1級の人達です。
フリークやエイムリングも同じで、結局それがあろうがなかろうがあまり変化はないかなと思います。

ただ、勘違いして欲しくないのは、じゃあコンバーターもいいんじゃないと言う考えで、コンバーター禁止を使ったキーボードマウスのようにコントローラーが可能とした動きから逸脱したものはレベルが違います。
フリークやエイムリングはそういったゲームバランスが崩れるようなガジェットではないですし、人によっては合う合わないがあると思われるので、僕個人的な意見としてはどっちでもいいとは思います。

まぁそれにソニーの公認してるFPS専用のコントローラーや公式から出ている背面ボタンパットもあるんで、そいつらは良くてフリークとエイムリングはダメな線引きってなに?って思います。

ここまで長々と書いてきた文章を読んでくださった方ありがとうございます。

12/18 追記

https://twitter.com/Rampagewolf4/status/1339555868401012736?s=19

この方のツイートからフリークやエイムリングなどの使用は問題ないとのことです。
ただ、EAのサポートの方は以前のコンバーターの回答で変な回答を行っていた事があるので、以前と同様で、開発元のリスポーン社の意見も聞いてみたいところですね。
おそらくは大丈夫だとは思いますが、基本的にコントローラーに付けるものやソフトウェアに影響を与えない限りは問題ないかと思います。

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