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働き始めたのは毛糸とチケットのため

おはようございます。
毎日編み物をしながら暮らしたいアランアミです。

もうすぐアルバイトを始めて1年が経ちます。アルバイトとパートの違いがよく分からないんだけれど、要するにフルタイムではない時間給のお仕事です。
今日は自分がなぜ働き始めたのか、というお話。

少し身軽な時間が生まれた

下の子が幼稚園に通うようになり日中に1人で過ごす時間が増えました。
娘が生まれ、息子が生まれ、丸6年間の自宅保育を経験しました。
振り返るとなんだかぼんやりした景色しか残っていません。
楽しかったような、しんどかったような、全部が練り合わされたマーブル模様の何か。
1人でふらっとコンビニに行けることに感動し、6年間頑張ったから息子が小学生に上がるまでは休暇だと思って外に働きには行かないぞと思っていました。

自分で自由にできるお金が欲しかった

時間はできたけれど、お金がない。
一応お小遣いは毎月あるけれど、正直足りない。
美術館の企画展に行くとチケット代が2,000円くらいはかかる。
毛糸もウエアを編むようになったらなかなかな出費になってきた。
そして気兼ねなく友人とランチや飲みに行ったりしたい。
自由にできる時間が増えた分、自由に使えるお金も欲しくなったのです。

希望の求人を発見

お金は欲しいとはいえ子どもも小さいし働きに出るのはどうしようかなぁ。
家でゆっくりもしたいしなぁ。
そんな贅沢な時間を過ごしている中で、試しに検索してみたら家の近所の好きなお店で希望する時間帯のシフトで求人が出ていました。
受かるかどうかもわからないし、とりあえず受けてみようか。
大きな決意もなく、社会に出るリハビリとして応募してみたら無事に採用され今に至るのです。


気持ちが行ったり来たりした1年間

もうこれはあるあるとしか言いようがないのですが、自由にできるお金が増えたら自由にできる時間が減りました。

働き始めの頃はペースが掴めず仕事が終わるとぐったりでシフトが入っていない日も家事をしたらもう子ども達が帰宅する時間…
フルタイムで働いている人たちはどうやって生活を回しているんだろうと強く感じました。

せっかく自分のお金が稼げるようになったのに、家で編み物をする時間と気持ちの余裕がなくなってしまいこれでは本末転倒ではないかと右往左往する日々。
家族の体調不良に怯えるのも精神的にしんどいなぁ、やっぱりまだ働きに出るのは早かったのかなぁなんて。
あれだけ子どもが大きくなったら絶対に働くんだと鼻息を荒くしていたのに、ちょっと出てみただけで「私はお家で過ごす時間が好きだなぁ」と気づいてしまったのです。

それでも、もうすぐ1年。
やっぱり私は毛糸とチケットのために働くのです。

ではでは、良い1日を〜

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