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熱狂こそが人生のエネルギー。

先日、群馬交響楽団の東京特別公演を観に、サントリーホールへ行ってきました。

私、群馬出身なのですよ♪

チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35& チャイコフスキー/交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」

私にとって今回の何よりの見どころは、現在82歳の指揮者、コバケンこと小林研一郎氏でした。

通称「炎のマエストロ」※画像はネットよりお借り

私は決してオーケストラに明るいわけではないし、知っているチャイコフスキーの代表曲といえば『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』くらい…。

今回の公演は、ほとんど聴いたことのない曲目でしたが、それでも感じるものは大いにありました。

演奏に触れるなかで心が震え、思わず涙がこぼれる瞬間が何度もあったのです。

その最大の理由は、オーケストラを指揮するコバケン氏の熱狂そのものにあり!

もう、「好きがこぼれ落ちている」というレベルを超えて、文字どおり「熱狂」しているのです♡

自らが誰よりも音楽に心酔しているその熱いエネルギー(自燃)が、作品の生命を客席に届けようとする強い意志となり、結果的に多くの人に喜びや感動(他燃)を伝播させている。

その生き様、在り方に凄みを感じ、
震えるほどの感動、清々しさを覚えました。

「人間の一生」なんて、
長くても100年程度の儚いもの。

「音楽」なんて、
本来はなくても生きていける「意味」のないもの。

それでも自分の信じるものに熱狂し、追い求めていく生き様というのは、「人生」や「趣味」など、意味のないものに確実に意味を与えるものなのだと…。

音楽だけではない。ビジネスだって、ある側面では意味のないものかもしれない。自分の生業が、誰かの仕事を奪っていたり、地球の裏側の誰かを悲しませていたりすることもあるかもしれない。

それでも自分の信じるものを見つけ、
愛し貫くことができたなら…。

少なくとも幸せな生涯を送ることができ、たとえ限定的ではあっても、少なくない人々を幸せにすることができるのかもしれない。

そんなことを考えさせられたのです。

30年ぶりにサントリーホールの指揮台に立ったという炎のマエストロ。本当に出逢えてよかった!

「皆さま来年も、再来年もよろしくお願いします」と挨拶をする彼は、自分の年齢のことなど気にもかけず、当たり前に本当に、そのつもりでいるのだろう。

ああ…私も人生に熱狂したいわ♡

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