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車も熱でダレる?青空駐車にご用心

 長らく乗っている中古の愛車を昨年秋オーバーホールに出し、去年の末にようやく返ってきて約四ヶ月。再び自分の足として、出勤や外出等々で活躍してくれています。

 ……まではいいのですが、しばしば気になる事案が。
 何かしらの用事でいざ外出しようと車に乗り込み、キーを回してさあ行こう、という時にセルモーターが唸りを上げるも、エンジン自体がかからない。その後もセルは回れどエンジンが動いてくれない状態が数回。おい、壊れるにしては早いぞ? と焦るも、改めて状況を確かめると

・セルモーターは問題なく回る
・エンジンが動くようで動かない
 

 それなら、キーを回すと同時にアクセル吹かせばいいのでは? 
 で、やってみたら見事に始動。そして一度でもエンジンがかかってしまうと、外出中にはもうそんな事案が発生しないのですね。
 直したばかりなのに、これはどういうこっちゃ?と気になってましたが、この「エンジンがかかりにくい」状況が起きるのはほぼ共通していました。

・天気のいい日が続いている
・青空駐車状態で、かつ数日の間車を動かしてない

 もしや……と思うところがあり、今日エンジンのオーバーホールでもお世話になった行きつけの自動車屋さんに行き、オイル交換ついでにその件を話すと、初めて聞く言葉が返ってきた。

「そりゃ『熱ダレ』ってヤツですね」
「?」
「ゲージは上がってないですよね?」
「ええ、長らく駐車してからの始動なんで、完全に下がってますね」
「じゃあそれだ」

 「熱ダレ」で調べるといろいろ出てくるが、本来は長時間の走行中に発生する場合が多いようである。が、熱の原因が何であれ「ダレる時はダレる」らしい。人間だって同じだ。熱い中でずっと待たされた後「おい、出発だ」となったら、余程タフでもない限りは「え、あ、ちょっと待って。いきなりはキツイわ」となるのは必死だろうし。

いろいろな部分で熱ダレは起こるとされるが、まず症状としては、熱を持ち過ぎて本来の機能が発揮できなくなるということは共通する。またその温度だが、市販車で公道を走る分には起こりにくいが、これも部位による。

『WEB CARTOP』上記記事より抜粋

 最近の車でそういった症状は起きにくいが、一昔前のモノだと「ゲージが上がってないのにエンジンのかかりが悪くなる」事案はしばしば発生するとも語っていた。まんま自分の車じゃないですか、かれこれ18年ものの軽ターボ車なんだから。
 しかし故障と呼べるような状態でもないため、こういう洗浄系燃料添加剤を使うと発生しなくなるようで。この手のやつでも評判の良いヤツですね。

 試す価値はありそうですが、パッケージの使用方法をよーく読むと、

・ガソリン20~60リットルに対して1本使用して下さい

 振り幅が広くないですか?!


 軽自動車からSUV、ミニバンまで何でも、ってことでしょうけど、タンク容量や排気量が倍以上違う車種に対して丸々一本使うのを、そのまま軽に使うってのはどことなくアバウトな感もあります。ただメーカー側は問題ないとしてますから、次回の給油時に忘れず使ってみようかと。

 この車にはまだまだ乗りたいですからね。現時点で走行距離数は15.9万㌔。購入時は11.9万㌔だったので、自分の分でまるまる4万走ったことに。目指せ20万㌔!

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