羞恥心の使いどころ
あなたはどんな時に「恥ずかしい」と思いますか?
わたしは2022.12.30に第二子を出産し、幸せいっぱい…ではあるのですが、
妊娠・出産・産後はマイナートラブル続き。
つわり、貧血、虫歯、便秘、下痢、痔などこれでもかってくらい次々にトラブルが起こっています。
20代中頃だった第一子の時は、
マイナートラブルが肉体的に辛いことに加えて
「恥ずかしい」「人(ドクターや助産師さんにも)には言えない」と1人で抱え込んでいたので精神的にも辛かったです。
けれど、あれから9年が経ち、
知識も経験も豊富になり、
いろんなことを受け入れる心のゆとりができ、
『自分の心と体を大切にする』
『人を信用する』
『生理的な現象は恥ずかしくない』
という風にマインドが変わりました。
この3つのマインドを大切にすると
具体的にどんな風に変わったかを書いていきます。
『自分の心と体を大切にする』
トラブルが起きたらすぐに対処するようになりました。
“ちょっとしたこと“も放置しないようにすると
機嫌が悪いことも減りましたし
余計な雑念も減りました。
マイナートラブルが治った時には
本当にスッキリした気持ちになって
機嫌もよくなります♪
『人を信用する』
1人で抱え込まなくなりました。
ドクターや助産師さんにすぐに相談できるようになり、
マイナートラブルが解決するのが早くなりました。
今回は男性ドクターに診てもらっての出産でした。
産婦人科のドクターは女性の方がいいという方もいるみたいですね。
わたしの生活圏には産婦人科医のドクターは1人しかいなくて
選択肢が少なかったのですが
男性ドクターでも全く問題なかったです。
ドクターはプロフェッショナルなので
信頼する気持ちがあれば性別は関係ないと思います。
入院生活中、ひどい便秘になってしまい
ドクターの方が気を使ってくれて
便秘の薬の処方の時に小声で話してくれてたのですが
わたしの方が「先生、便秘が辛いです〜!」と
ハキハキ相談していましたね(笑)
退院直前までお通じが出なくて
浣腸してもらうことになり
その時は「(女性の)助産師さんの方がいい。」と伝えたので
わたしの中に全く恥ずかしい気持ちがなかったわけではないのですが(^_^;)
それ以上に自分の体を大切にすること、
それが周りの大切な人を守ることにつながることがよくわかっていました。
『生理的な現象は恥ずかしくない』
マイナートラブルの中で1番恥ずかしかったのが“痔“です。
けれど、実は妊娠・出産を経験した多くの人が経験していることなんですよね。
みんなわざわざ周りに話さないけれど
人知れず悩んだり、自分を責めたり、隠れて治療したりしている人がたくさんいます。
1人で抱え込むと悩みって大きくなるもの。
多くの人が共通の悩みを持っているので
1人で悩む必要はないです。
また感情に流されず
正しい知識を身につけることも大切です。
みんながみんな
わたしみたいにSNSで公表する必要はないけれど
主治医に相談する勇気が湧いたり、
『恥ずかしいこと』と自分を責めなくなったりしたらいいな、と思いながら
書いています。
これらの3つのマインドを持つようなって
前回と比べものにならないくらい赤ちゃんの子育て生活が楽です。
赤ちゃんがかわいいって思える余裕があるって幸せ♡
産褥期の今は
母乳で育てているので授乳と
自分のこと以外は家族にほとんど任せています。
前回の産後は横になりながらも家事をしてくれている家族に
「自分は何もしていない。やってもらってばかりで申し訳ない」という
余計なことを考えていましたね。。。
産褥期はしっかり休む必要があるもの。
元気になってくると動きたくもなるけれど
無理に動くと後々、
重い更年期障害になることもあるんです。
そんな知識も身につけたので
今回は堂々と休んでいます。
疲れる前に休むようにしています。
わたしにとって恥ずかしいことは
心と体を労わるべき時に
どーでもいい服着たり、
どーでもいいものを食べたり、
家族に八つ当たりしたりすること。
マイナートラブルを放置して
外見ばかり取り繕ったり、
家の中ではイライラしているのに
外では愛想笑いしたり、
その方がよっぽど恥ずかしい。
家族や周りの人は
わたしが思っている以上にわたしの体を労ってくれていて、
赤ちゃんの誕生を喜んでくれている。
そのことも気づけたから
ふとした瞬間にあたたかい気持ちになります。
そんな気持ちでいると自然に笑顔になるし
自ずと着心地のいい、綺麗な色の服を選ぶようになりました。
流行りの服を着るとか
高級ブランド物を身に付けるとか
そういうことではないんです。
無機質な病室での生活、
情緒不安定になりやすい産後の気持ちを想像して
入院服を選びました。
好きな色や柄がちらっと見えるだけでも
気持ちが安定しました。
子どもは親の背中を見て育ちます。
娘たちに恥ずかしくない毎日を送りたいものです。
“恥ずかしい”という気持ちが湧いてきた時に
今一度、自分の心と向き合ってみてください。
ファッションの力で人も地球もHAPPYに
『アポルテコーデ マルシェ』
主催・スタイリストあられ
※カバーイラストは長女ひなあられの作品
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?