最新戦法の事情【豪華版】(2020年1月号・振り飛車編)
どうも、あらきっぺです。
タイトルに記載されている通り、振り飛車の将棋を見ていきましょう。なお、前回の内容は、こちらからどうぞ。
なお、当記事の注意事項については、こちらをご覧くださいませ。
最新戦法の事情 振り飛車編
(2019.12/1~12/31)
調査対象局は60局。それでは、戦型ごとに掘り下げて行きましょう。
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◆先手中飛車◆
6局出現。先月に続いて、低調な対局数です。
居飛車は超速系統の作戦が多く、(5局出現)この傾向は昨年の9月頃から一気に加速しました。なぜ、ここまで大きな偏りが見られるのかというと、この作戦は主導権を握りやすく、先手中飛車の利を奪いやすいからです。
例えば、この戦型では下図の局面が頻出します。(参考図)
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