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Weekly updates 20/09/07-09/13<インテラセットを創ったころ>

(1)INTELLASSET(インテラセット)を創ったころ

もう30年のお付き合いになる会計税務のK先生が表参道のオフィスに来られた。会うのは何年ぶりだろう?10年以上ぶりな気がする。いまは僕の個人の税務とかをお願いしている。

「こんなのが見つかりまして…」と見せられたのが、この殆ど新品のような1995年に設立して程なくして作ったINTELLASSETのコーポレート・ブロシャー。最後のページにほぼ創業期にいた7名の名前と経歴が書いてあるのだが、一人顔は何となく思いだすがほとんど覚えていない人がいる。すぐやめちゃったのかな?僕の記憶なんて本当にいい加減なものです。

なるほど、なるほど。いいことが書いてありますね。これで営業して勝負してたんですよね。財務アドバイザリーから海外上場、M&A、ハンズオンベンチャーキャピタル、人材開発等々、バブルが崩壊した後の日本からグローバルで戦える企業を生み出さねばと、志高く時代の先駆けのような会社を10年間、決して後ろは振り返らずひたすらやっていました。

今思えばですが、大手のベンチャーキャピタルからの出資も受け上場を準備し始めたあたりから、これが本当にずっとやっていきたい仕事なんだろうかという疑問を持ち始めてしまったんですね。簡単に言えば、エゴを会社や事業より優先させたわけです。そして2004年に一旦会社としては事実上休眠させました。

楽しいことばかりではなかったですし、間違いも犯しましたが、僕にとって原体験になるような多くの「冒険」と「経験」の機会を与えてくれた大切な会社だったことは間違いありません。このあたりの詳しい話はまた日をあらためて。

(2)過去の各時期の自分と向き合う機会

今週は、①経営コンサルティング・ファームの共同創業者で後にMBOで独立した友人とその時以来ずっと顧問をしてもらっている弁護士、②エンタメ企業に僕が入った時のグループ企業の経営者とその仲間たち、③IT企業時代に一緒に新しいことを切り開いた仲間、④そのIT企業が経営統合した大手出版社の役員で肝胆相照らす仲になった友人、と僕の過去の各時代に関わり合いの深かった人たちとそれぞれ会食がある。これが4日間連続というのは本当に珍しい。

皆さんとは勿論昔話をするのではなくて、今のこと、これからのことを話すのだが、その時にやはり過去の自分がいま目の前にいる人たちにどのように向き合ってきたのかを考えながら話すことになり、それはやはり過去の自分自身と向き合うことになると思う。

何となくいろいろと機が熟してきた感じになってきていますね。未来を考える上で僕たちが持っているのは過去だけですから、しっかりと向き合っていきたいと思っています、過去にも未来にも。

仮に後20年生きるとして、365日×20年=7,300日しか残ってないですからね。今までに23,000日ほど使っちゃったので。後悔はしてませんが、残りの日々も面白おかしく楽しく生きて行きたいので頑張ります!



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