宗教建築が好きなアライさん

興味はニッチな神社、美術、宗教、石、塚、樹木、たてもの、街、他色々なのだ 。アイコン→…

宗教建築が好きなアライさん

興味はニッチな神社、美術、宗教、石、塚、樹木、たてもの、街、他色々なのだ 。アイコン→コセイさん(Xアカウント、@araisanyade ) 。

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コンセプト神社とは何か

 鳥居がある、お賽銭箱もある、そして神社とも呼ばれている、でも伝統的な神社(この用語にも問題点があるが分かりやすくするため使うのだ)とも言えない神社のような何か。設置場所で言うと(例外もあるが)商業施設内やテーマパークなどにあり特異な存在感を示しているのだ。 コンセプトは様々でキャラクターを祀ったもの、ドラマやアニメをテーマにしたもの、音楽バンドを冠したもの、シュールなアートのようなもの、アトラクションとして設置したものなど色々あるのだ。 筆者はこれらをニッチな神社とこれ

    • 天津教の予期せぬ実現

      当局による大本や天理教の弾圧の風聞が天津教の竹内巨麿にも入って来た。 御嶽教を離れた年に弾圧を以前経験していた竹内はじめ天津教は竹内文書の原本、高祖皇太神宮の神宝類を当局に押収されることを懸念した。以前は土に埋めたが今回はそのように上手くいくのだろうか。 思えば東京に神宝の奉安殿をつくるという夢を数年前に渋谷の料亭で竹内たちは話し合ったことがあった。 東京奉安殿には上古代に天空浮船で世界を巡幸したとされる天皇の歴史などが記された竹内文書はじめ、太古天皇の神骨神体、モーゼの

      • 人間になりたい

        幻聴の声は聞こえるが閉鎖病棟の前編で話していた存在たちは聞こえなくなってしまった。というより、退院してからも一年間は聞こえていた幻聴の声はその後二年ほど聞こえなかった。仕事も再開していた。 ある日、閉鎖病棟で見た小さな半透明の球体が目覚めた時に無言で空中に浮かんでいた。起きるまでもなくすぐ消えてしまった。 それからしばらくして幻聴の存在が帰って来た。しかし幻聴たちの声や個性は変わっていた。笑いを解する愉快な声の存在たちだった(声や個性が変わる前の閉鎖病棟でも出会った声が聞こえ

        • 閉鎖病棟記

           閉鎖病棟に入院した過去の一ヶ月の記録であるがなるべく正確に思い出して記したい。  私は医者に診断された精神病患者(統合失調症)である。幻聴、幻覚などがよく特徴とされている。精神病棟への入院体験を通じて病識はあると思うが幻聴幻覚は多彩であった。入院での投薬治療を通じても幻聴、幻覚が収まることはなかった。 また大体の統合失調症患者は患者を責める幻聴を聞くことが多いが私の場合は友好的な様々な(誤解を招く恐れはあるが)「存在」の声も聞いていた(責める声が全くなかった訳ではないが)

          空想した神様を依頼して切り絵にして頂いた話

          ある方にアイコンの依頼をしたことはあったのだ。その作品のアイコンは今でも愛用しているのだ。ただ自分の子供の頃に空想して絵に描いた神様を依頼して作品にして貰うというなかなか無謀なアイデアは心に秘めたまま数年が経っていたのだ。 X(Twitter)の相互の方々に以来をしようとは決めていたのだ。その中で「きりゑだう」氏は民俗ツイートをするアカウントの方であるが前々から切り絵の作品を投稿していて気になっていたのだ。 はじめに感銘を受けた作品は黒住教の教祖黒住宗忠の切り絵で宗教家を

          空想した神様を依頼して切り絵にして頂いた話

          鳥居のあるお店

          鳥居と聞くと何を思い浮かべるだろうかのだ。 もちろん大多数の人は神社を思い浮かべると思うのだ。鳥居と言えば神社なのだ。ただし、何事も例外はあり神社の鳥居もその分に漏れないのだ。今回、鳥居と言えば神社という固定観念を崩す不思議なお店の数々を見ていきたいと思うのだ。 鳥居のあるBAR筆者が岐阜県高山市でたまたま見かけたカフェ&バーなのだ。 鳥居のある料理屋&居酒屋鉄板神社は大阪で店舗展開しているのだ。 ハムカツ神社は札幌市に数店舗ある居酒屋なのだ。メニュー看板の鳥居も映えて

          自己紹介(2023/12/10)

          宗教建築が好きなアライさんはじめましてなのだ! フォロワーの皆様も改めてよろしくなのだ! X(Twitter)で活動している宗教建築が好きなアライさんなのだ。 実はnoteを活用しだして意外に長いのだ。 でも今は記事は少ないのでnote初心者みたいなものなのだ(2023/12/10時点) 宗教建築からニッチな神社へはじめの頃はよく宗教施設を訪れてTwitterでレポートしていたのだ。 その中でインパクトのある神社に出会ってニッチな神社の世界の深みへとハマっていくのだ。

          ベンチになった神様

          はじめて読んでくれた方ありがとうございます! X(Twitter)では宣伝がしつこくすみません💦   本当にお気に入りのショート動画なので何度も是非見てくれると嬉しいです(見てくれた方々、ありがとうございます)! 動画では三つのベンチが紹介されていますがすべて元御神木です。 ベンチは横浜市都築区にある淡島社に今でもあります。 気になる方は是非訪れて下さい!!

          未来ではみんな神様になっている 書評:未来の神様図鑑

          本書は現代と未来を肯定した書なのだ。 主人公の宇陀津野(35)はギャルと徳川家康に導かれて3023年の未来の日本に行くのだ。そこでは現代の色々なヒトから果てはSNSのバズまで神様として祀られていたのだ(ちなみにバズは奇跡再生神と呼ぶ)。その神様たちは未来でありながらどことなく懐かしい優れてポップなイラストの姿をしており親近感が湧くのだ(世代によってはビックリマンシールを思い出すのだ)。 詩人ウィリアム・ブレイクは「古代の詩人たちは知覚できるあらゆるものに神々、すなわち精霊

          未来ではみんな神様になっている 書評:未来の神様図鑑