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いっぬ派?ねっこ派?

社会はいつから、人を「イヌっぽいヒト」と「ネコっぽいヒト」に分類するようになってしまったのだろう?

ほかにも「っぽいヒト」は色々いるけど、これ以外の「っぽいヒト」に分類して怒られないのは多分「小動物っぽいヒト」くらいなんじゃないだろうか。

面と向かって

「○○さん、ハトっぽいですよね」 とか

「△△さん、イグアナっぽいですよね」 とか

「◇◇さん、アロワナっぽいですよね」 とは絶対に言い出せない。

そんなことを言ってしまったら「どういうことですか?」と軽い調子でほぼ100%詰められるだろう。もちろん顔は笑っていても目が笑ってないよ みたいな状況で。怖い。そんな危険な空気はもうこりごりだ(←


なので、無難かつ対照的な動物として「イヌ」と「ネコ」を最初に選んだ人はスゴイと思う。

「自由気ままっぽいネコ」と「ご主人に忠実なイヌ」という見事な対比。「ネコっぽい顔」「イヌっぽい顔」と言われてなんとなく「あぁ」と納得できてしまうのも見事だ。そしてどちらもペットとして愛されるコたち。

でも、ハムスターや熱帯魚・金魚なんかも愛されるコたちだけど、選ばれなかったのは大きさが少し足りなかったからだろうか?

「ハムスターっぽいヒト」が「小動物っぽいヒト」に分類されてしまうのにはなにか理由があるんだろうか?ハムスターもリスもちっちゃくてかわいくてと共通項が多いから?

ワタシは「ハムスターはもふもふテケテケ」で「リスは俊敏」というイメージを持っているので、同じ「小動物」としてひとくくりにしてしまうのはいささか乱暴に感じてしまう。どっちもカワイイのは確か。

金魚に関しては「餌をくれる人には愛想がいい」という特徴があるのになぁ。なんてことも考えるんだけど、金魚っぽいヒトって今まで出会ったことがないから仕方ないのかな。

って、「金魚っぽいヒト」という分類がもっと周知されていたら金魚っぽいヒトの人口はもっと増えていたのかも?と思うとちょっと面白い。

そうなっていたら、「金魚っぽいヒト」がいいのにどうして「メダカっぽいヒト」は居ないんだ?とか、「金魚っぽいっていうなら『魚っぽい』でまとめたらいいんじゃないの?」とか、「いやいや、金魚はペットだからでしょ」とか、「そんなこと言うならネオンテトラだって」とか。

今は全く起こっていない「金魚 VS 金魚以外の魚たち」といった新たな闘いも勃発していた可能性もあるよね。パーティション1枚隔てた場所で聞き耳を立てたい。ものすごく。


全然関係ないけど、熱帯魚も全然詳しくないワタシは今、熱帯魚を飼っている人にも派閥ってあるのかな?とふと思った。「海水魚 VS 淡水魚」的な。それとも、「熱帯魚好きな人はみんなトモダチ」的な友好的な空気なんだろうか?めちゃくちゃ気になる。



と、話は二転三転して。

誰も興味が無いとは思うけど、ワタシは「ネコっぽいヒト」に分類されることが多い。

自分でも鏡を見て「ネコっぽいヒトに分類される顔かもなぁ」と思うし、行動的にも犬っぽいというよりはネコっぽい部分が多いとも思う。

でも、家人がいつもワタシの顔を見て

「雑種のペルシャ猫やな。血統書無しの」

というのが毎回気に入らない。

なんで雑種限定?!ペルシャ猫といえば血統書付きだろう。と毎回反論するんだけど、その答えとして

「態度は立派な血統書付きやで」

なんてことを言うのも気に入らない。

ていうか、雑種のペルシャ猫と血統書付きのペルシャ猫ってそんなに顔に違いがあるもの?毛並みとかは差がありそうなのはわかるんだけど。



(/・ω・)/ カジン サカナガオノクセニ ナマイキダゾ(暴言


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