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迎撃ドローン!

 暫く投稿をサボっていたが、久しぶりに興味ある海外の記事を見つけたので日本語化する。それはカウンタードローンのシステムで、従来の主なドローン対策は
・ジャミングという手法で制御信号と同じ周波数の電波を発信することでドローンの制御を不能にする
・制御信号そのものを乗っ取り、操作することで、安全な場所に誘導する
・網を投擲することで物理的に飛行不能にする
などがあった。
 今回見つけた記事では迎撃ミサイルのように、侵入してくる不正なドローンをドローンで迎撃する、というものなのである。その名もIron Drone.。イスラエルのアイアンドームという迎撃ミサイルシステムの名前を聞いたことがあると思うが、そのドローン版と考えれば良い。

オリジナル記事はこちら。

 イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)アイアン・ドローン(Iron Drone)は、IAIのカウンタードローン ドローン・ガードシステムに迎撃機能を統合するための協業契約を締結したと、両社は月曜日に発表しました。

 IAIは現在、ドローンガードの開発と製造にELTA Systemsを利用しています。ELTAのIron Droneとの協業は、スタートアップ企業と協業してその新技術の一部を活用することで、防護システムの進化を支援するという戦略の一環です。

 リモートセンシングとRADARシステムの世界的リーダーであるELTA Systems社は、悪意のある(malicious)ドローンの検出、識別、操作の妨害を行うシステムを100台以上販売しています。

 " ELTA Systemsとの戦略的コラボレーションは、Iron Droneにとって重要なマイルストーンです。ドローンガードの高度な機能とアイアン・ドローンの優れた操舵およびホーミングの組み合わせは、重要なビジネスおよび技術的挑戦につながります。“と、アイアン・ドローンのCEOであるマタン・メラメド氏は述べています。

 複数のドローンを配備するドッキングステーションから、日中でも夜間でも迎撃ドローンを発射することができます。複数の迎撃ドローンを同時に起動して、複数のターゲットや大群に対処することもできます。

 ドローンガードに統合された高度なレーダー技術は、ドローンが空域に入るとそのドローンを検出することができます。迎撃ドローンは、レーダーのサポートを得て発射され、目標に向かって操縦されます。迎撃ドローンはセンサーとコンピュータビジョンを利用してターゲットをロックオンし、攻撃してくるドローンを物理的にヒットし無力化します。全体のプロセスは自律的で、人間の介入を必要としません。

 このソリューションは、空港、人口密集地、発電所、センシティブな施設、その他のインフラなどのエリアで使用することができます。これらのエリアの多くは、環境要因のために他の防衛システムが立ち入ることができない場所なのです。

 以降省略するので興味のあるかたは文頭にリンクを記載したオリジナル記事を参照してほしい。
実際にIAIがこのIronDroneのビデオをYouTubeにあげているので、興味のあるかたはこちらも


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