ばなー

イスラエルのイノベーション20200303

昨日3月2日のイスラエルは、この1年で3回目の総選挙でした。速報が出ていますが、どうやらネタニヤフのリクードが、ガンツの青と白に37議席対33議席と差をつけて勝利したようです。しかし、右派連合は60議席と過半数に1議席足りないようで、更に連立交渉は続きます。何も変わらず、何も決まらず、この1年はなんだったのか、というのが大方の感想かもしれません。
ともかく、久しぶりにイスラエルに関する海外のニュースを紹介します。

2020年の世界のAgTech、FoodTechトップ50社にイスラエル企業10社が選ばれた。

そのリストはSVG VenturesとTHRIVEによりまとめられ、先週(2月24日の週)にForbsにより公開されました。THRIVEはフードテックとアグリテックの分野のエコシステムであり、アクセラレータでもあります。

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リストに選ばれるためには、企業はきちんと製品を市場に出しており、最低でもシリーズAの資金調達が済んでいてスケール可能な準備が出来ている必要があるようです。その10社は以下の通り。
DouxMatok : 砂糖の質感(テクスチャー)、甘味、見た目を保持しつつ砂糖を削減する特許取得済ソリューションを開発。昨年シリーズBのラウンドで2200万ドルを調達し、マップの中の“food processing/ novel ingredient”に登場しました。
InnovoPro : ひよこ豆から乳製品や肉の代替品を作っています。この企業もマップの“food processing/ novel ingredient”に登場。
Hinoman : タンパク質が豊富で全葉(whole-leaf)野菜であるMankaiを持続可能な水耕栽培を用いて開発・栽培します。
Future Meat Technologies : ラボで育てた肉を開発し、テルアビブ近郊で最初の人工肉生産工場を建設している企業。マップの“CPG (consumer packaged goods) and retail”に登場。
Tastewise : AIで食品のトレンド予測を行います。レストランのメニュー、オンラインレシピ、SNSから数十億のデータポイントを利用し、リアルタイムの解析、トレンド、インサイトを提供します。“CGP (consumer packaged goods) and retail”カテゴリに登場。
TIPA Corp : 食品や飲料、更にはファッション業界向けの生分解性パッケージを開発する企業です。最近2500万ドルを調達しました。マップの“supply chain”カテゴリに登場しています。
Infarm : イスラエルで創設され、ベルリンを拠点とするモジュラースマートファームの開発者。IoTと機械学習を利用し、都会のレストラン等の環境で新鮮な野菜を育てています。”agtec”のカテゴリに登場。
CropX : 灌漑を最適化するサービスを開発した農業分析企業(an agriculture analytics company)。ビッグデータ、機械学習、最新のクラウドベースのソフトウエアを利用し、農業の生産性を高めています。”agtec”のカテゴリに登場。
Taranis : 畑をモニターし、十分な情報に基づいて農家が意思決定できるようにする、精密農業(precision agriculture)のスタートアップ。”Data/Farm Management”のカテゴリに登場。
Prospera : 植物の健康をモニタするコンピュータビジョン技術を開発。

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写真はテルアビブのカルメルマーケット

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イスラエルとのビジネス経験13年をもとに、イスラエルのイノベーション及び様々な情報を発信。元研究者。MIT Sloan School卒業。 『世界のエリートはなぜ「イスラエル」に注目するのか』東洋経済より発売中。

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