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インフューズドオイル

インフューズドオイルとは
浸出油。
植物やスパイスの油溶性成分を抽出して移したオイルです。

我が家ではこれが大活躍で

スキンケアの原料でもあり、皮膚のトラブル全般の万能薬でもあります。
私は、キャリアオイルは太白ごま油や米油を使うことが多いので、もちろん食べられます。
言ってしまえば「食べるラー油」なんかもインフューズドオイルです。

インフューズドオイルにたどり着いたきっかけは、

太乙膏(タイツコウ)

と言う漢方の軟膏でした。
これは痒みやオムツかぶれ、ニキビからアトピー
と知る人ぞ知る万能バームで、
産後の育児にとても活躍した事で私の今のスキンケアのヒントになりました。

仕事でアーユルヴェーダやスキンケア原料なども学ぶうち、
それらをインフューズドオイルと言うことを知り、
作り方も様々な方法がある事を知りました。

冷浸法

は、ハーブにオイルを注ぎ常温で(アルミを巻いて遮光して温かい場所において)抽出し、

温浸法

は、コトコト弱火で煮出す方法、
これに関してもジュウジュウ言うくらい火にかける方法もあれば、ジュウジュウ言わない程度の温度で良いというやり方もあり文献や人により様々。
太白ごま油は、キュアリングと言って
一度高温にする事で酸化しづらくなる説もあれば
その時間や温度も様々、
アーユルヴェーダの正式なオイルの作り方は、
薬草をまず水で濃く煮出してから
オイルに移し水分を飛ばす。
ん?油溶性の成分はどうなるんだろう。
さらには、生のハーブは冷浸法が向いている、
乾燥葉は温浸法ととある資格では習ったのだけど、

私のたどり着いたベストは

摘んだばかりの生葉(時に花も)は、鍋にたっぷり入れて、オイルを注ぎ、
ジュワジュワしない位で30分位ゆっくり煮出し、
すぐに濾す。


乾燥葉は瓶にたっぷり詰めて冷浸法で

がマイベスト。
自らたどり着いたオリジナルです。

温浸法では、摘みたてのドクダミやヨモギ、ローズマリーをベースに様々な庭の花や和ハーブをブレンドするのに今はハマっています。

冷浸方はもっと気軽に色々な物を漬けてたのしんでいます。

私はこれらを毎日のクレンジングにしたり、
手作りスキンケアの原料にしたり、
ミツロウでバームにしたり、
精油をプラスしたり、様々なシーンで大活躍させています。

虫刺されから傷口からマッサージやスキンケアまで、
これほど作っておいて楽しい生活のパートナーはあるか、と言うくらい重宝しています。
作って置いている時はまるでハーバリウム。
インテリアとして見た目にもテンションが上がります。
植物から抽出した「色」
も、
とっても綺麗なんですよ♪

ヨモギやカレンデュラなんかも色がとても綺麗オススメです。
ヨモギオイルやカレンデュラオイルでお菓子作りなんかも素敵です。

マガジンにも作り方やオススメハーブなどご紹介しているので見ていただけたら嬉しいです♪

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