何度見た写真か(写真録5ー4)
個性とはなんだろう。辞書を引くと、「他の人と違ったその人特有の性質」とある。個性的な写真を撮影する場合は、オリジナリティが必要なのだろう。既に見聞きしてきたものがあるので、完全に初出な写真を撮影するのは難しいと思う。
こんばんは、きらりんです。今回はどこかで見たことある気がする構図の撮り鉄写真です。
まずは、平城宮跡での写真。近鉄(当時、大阪電気軌道)奈良線を敷設当時は、周辺が田んぼだった。まさかここまで平城宮跡だったとは。と思っていることだろう。これから約50年かけて地下化することが決まった。いつかは見ることができなくなる景色となった。この構図は何度見た写真だろうか。
ここを走る車両は多種多彩だ。今回は2枚のみにしているが、近鉄の車両でも、シリーズ21、特急車両、地下鉄直通仕様と種類が豊富なのに加えて、阪神、京都市営地下鉄とさらに種類が豊富で、見ていて飽きないだろう。2枚目の写真にもある、地下鉄の車両は置き換え車両の製作が決定されている。そろそろ見納めが近づいてきていることだろう。
京都市は財政難で、様々なサービスの値上げ・縮小が相次いでいる気がする。心配したところでどうにもならないのですが。
大和西大寺は難波、奈良、橿原、京都から電車を捌くだけでなく、車庫への入出庫、当駅止まりの車両の折り返し、増解結が頻繁に行われている。すなわち、ポイントの山である。緻密に組まれたダイヤに従い淡々と車両を右へ左へやりくりし、ただ感嘆するばかりである。
写真は、橿原、検車区へ進む方向のポイントを納めた。ここも、高架化が検討されており、いつまで見られる景色か分からない。
そこをただ日常として走り抜けていく電車たち。電車好きにはたまらない光景だろう。
近鉄は車両形式が細かく別れているため、よくわからない。ただ望遠レンズの強みに感動しているだけの撮り鉄体験だった。まだまだ車両全景をいれることや、流し撮り、画角の工夫の余地はある。これは今後の課題とする。
今後機会があれば、様々なデザインの車両を不定期で追いかけていけたらなと思ってます。
次回作は未定です。ではまた。
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