SONGS@SUGAR BABEのライナーノーツ(liner notes)とパッケージメディアとしての音楽体験
日本のポップス史上最も重要なアルバムの1つ、と言われるSUGAR BABEの「SONGS」。
あの山下達郎や大貫妙子がメンバーであり、日本のシティ・ポップの先駆けと言われる伝説のバンドの伝説のファーストアルバム。
1994年度版のCDには、山下達郎自身による曲目解説がライナー・ノーツに載っている。
そう、「ライナー・ノーツ liner notes」。
SpotifyやAmazon MUSICなどのサブスクにはない音楽体験。
パッケージメディア、つまりCDやレコード、カセットテープなどの有限な物体という制限の中、構成されるメディアのひとつが「ライナーノーツ」 。
音楽という聴覚、に加え、
ライナーノーツという視覚、
そして紙というマテリアルがもたらす触覚。
そこにコーヒーやお酒といった味覚と嗅覚が加わることで、もたらされる音楽体験。
これがレコードになるとA面B面を裏返すという行動がさらに加わる。
サブスクのながら聴きでは味わえない、五感をたっぷり没入感を伴った音楽体験。
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