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SONGS@SUGAR BABEのライナーノーツ(liner notes)とパッケージメディアとしての音楽体験

日本のポップス史上最も重要なアルバムの1つ、と言われるSUGAR BABEの「SONGS」。

あの山下達郎や大貫妙子がメンバーであり、日本のシティ・ポップの先駆けと言われる伝説のバンドの伝説のファーストアルバム。

ブックレットには、「シュガー・ベイブ『ソングス』CD発売にあたって。」と題した大瀧のコメントのほか、天辰保文「シュガー・ベイブとその時代」と長門芳郎「シュガー・ベイブの想い出」のライナー・ノーツ。および、山下達郎による曲目解説を収載。

https://ja.wikipedia.org/wiki/SONGS_(%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0)

1994年度版のCDには、山下達郎自身による曲目解説がライナー・ノーツに載っている。

そう、「ライナー・ノーツ liner notes」。

ライナーノーツ英語: liner notes)またはライナーノートは、音楽レコードや音楽CDジャケットに付属している冊子等に書かれる解説文をいう[1]。通常はアーティスト本人ではなく音楽ライターやレコーディング関係者などによって執筆される。転じて、それらが記載された冊子自体を指す場合もある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%84#:~:text=%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%84%EF%BC%88%E8%8B%B1%E8%AA%9E%3A%20liner%20notes,%E3%82%92%E6%8C%87%E3%81%99%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

SpotifyやAmazon MUSICなどのサブスクにはない音楽体験。
パッケージメディア、つまりCDやレコード、カセットテープなどの有限な物体という制限の中、構成されるメディアのひとつが「ライナーノーツ」 。

音楽という聴覚、に加え、
ライナーノーツという視覚
そして紙というマテリアルがもたらす触覚

そこにコーヒーやお酒といった味覚嗅覚が加わることで、もたらされる音楽体験。

これがレコードになるとA面B面を裏返すという行動がさらに加わる。

サブスクのながら聴きでは味わえない、五感をたっぷり没入感を伴った音楽体験。

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【関ジャム】山下達郎の胸にささる言葉。「ポップカルチャーとは基本的に、大衆への奉仕と人間が生きることに対する肯定」
https://note.com/arai0903/n/n60ecd9c89ef0

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