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【関ジャム】Tempalay(テンパレイ)「大東京万博」とAKIRAのネオ東京、そして2025年の大阪・関西万博

2021年1月17日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)で、恒例の「売れっ子プロデューサーが選ぶ2020・年間ベスト10」が発表された。

<川谷絵音が選ぶ2020年ベスト10>
1位 藤井風「罪の香り」
2位 ずっと真夜中でいいのに。「暗く黒く」
3位 yama「春を告げる」
4位 さとうもか「melt bitter」
<いしわたり淳治が選ぶ2020年ベスト10>
1位 YOASOBI「ハルジオン」
2位 藤井風「何なんw」
3位 MIZ「パレード」
4位 りりあ。「浮気されたけどまだ好きって曲。」

川谷絵音が1位、いしわたり淳治が2位に選んだのは、藤井風(ふじいかぜ)。何回かnoteにも書いています。

今回、とても耳に残ったのは、蔦谷好位置が選んだ2位 Tempalay(テンパレイ)「大東京万博」でした。

<蔦谷好位置が選ぶ2020年ベスト10>
1位 ROTH BART BARON「極彩 | I G L (S)」
2位 Tempalay「大東京万博」
3位 (sic)boy, KM「Heaven’s Drive feat.vividboooy」
4位 TENDRE「HOPE」

Tempalay(テンパレイ)は2014年結成。わずかその1年後、2015年のフジロックフェスティバルに出演。その翌年にはアメリカで開かれる世界最大の音楽祭SXSW2016(サウス・バイ・サウスウエスト)に出演、2度に渡る中国ツアーなど、自由奔放に活躍。

Tempalay のボーカル・小原 綾斗(おはらりょうと)さんはTwitterで「大東京万博はもともと「AKIRA」とゆうタイトルで制作が進行し、直前で思うとこあって変更しました。」と言っているように、そのモチーフは大友 克洋のAKIRA。

らっせーら、の部分はこちらを。

今敏監督の映画「パプリカ」のパレードの要素もちらりと。

今はもう新しくなった渋谷パルコの工事中の仮囲いに「AKIRA」のイラストが描かれていたのを覚えている方も多いだろう。

パルコも協賛する一大「再開発」プロジェクトの愛称が「HELLO neo SHIBUYA」なのだ。この名称を耳にして、目にして、「ネオ東京」を思い出さない『AKIRA』ファンは、ただのひとりもいないだろう。https://news.yahoo.co.jp/byline/daisukekawasaki/20200315-00167749/

2020年にあるはずだった東京オリンピックは延期となり、コロナ禍の中、街は混乱を極めている。

2025年には大阪・関西万博が開催予定である。

ウィズコロナ・ポストコロナの時代に、「新しい万博」を彩り、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマを力強く表現するロゴマークが生まれました。

Tempalay(テンパレイ)「大東京万博」のMVの雰囲気と、2025年大阪・関西万博(EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN)のロゴマークを見た時に感じた、ザワザワした心持ちがとても似通っています。

テーマ
いのち輝く未来社会のデザイン
(Designing Future Society for Our Lives)
サブテーマ:Saving Lives(いのちを救う)、Empowering(いのちに力を与える)、Connecting Lives(いのちをつなぐ)

いのち輝く未来社会って、何だろうか?

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藤井風とユーミン(荒井由美)とポストコロナ禍の死生観
https://note.com/arai0903/n/n589675642ca2

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