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MONDO GROSSO(モンド・グロッソ)のラビリンスと「美しく燃える森」

MONDO GROSSO(モンド・グロッソ) として14年振りとなるアルバム『何度でも新しく生まれる』の先行シングルとしてアナログ・レコードでリリースされた「ラビリンス」

そのMVの舞台は香港。<出口もなく終わりもない迷宮> に引き込まれていく「ラビリンス」というテーマで、満島ひかりが音の中を泳ぐ様に迷い込む。1台のカメラで、ワンシーン・ワンショットで撮影されている。

映画『ラ・ラ・ランド』振付補をつとめ、キャストとしても出演していた世界的ダンサー、ジリアン・メイヤーズが振付、ダンスの監修をしている。

「ラビリンス」の作詞は東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦。

戸惑い纏って飛んだ 鮮やかな蝶を 独り
静かに見つめてた 悲しみを連れて
出口無くして 森の入口

2002年2月14日発売、ゲストボーカルに奥田民生を迎えたスカパラ歌モノシングル3部作の第三弾「美しく燃える森」。こちらも作曲は谷中敦。

見つめないで 哀しい方を
目を瞑って 口づけしよう
甘く溶けるメロディー

オープニングは香港のインスタ映えスポット・モンスターマンション鰂魚涌。フランス人の写真家、Romain Jacquet-Lagrèze氏の作品で話題となった場所でもある。

イタリア語で「大きな世界」という意味のMONDO GROSSO(モンド・グロッソ)。「ラビリンス」のMVは、満島ひかりが戸惑い纏って飛んだ 鮮やかな蝶が、香港という森に迷い込んだように見えてくるそう「美しく燃える森」に。

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