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男性更年期に抗う 〜精索静脈瘤の話【1】〜

ご覧頂きましてありがとうございます。

先日、『精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)』に関する記事を書きました。

https://note.com/araguy/n/n4badae48bb23

以下は、精索静脈瘤に関する体験談になります。
精索静脈瘤は、泌尿器系の病気で、簡単に言うと、陰嚢内で静脈の逆流が起こることで精巣機能が低下し、男性不妊や男性更年期に繋がる可能性がある病気のことです。
執筆にあたって、当たり障りのない表現を使うように配慮しましたが、嫌悪感を抱く可能性がある方はこの辺りまででお願いします。
今回は、発見から病院で受診したところまでの話になります。

1.自宅にて違和感を感じる

きっかけは、ある日トイレで用を足していた時でした。
(あれ?こんな太い血管あったか...?)陰嚢の左側に違和感がありました。
半年程前にも同じことを思ったことがありましたが、その時は深く気にすることもなくスルーしていました。
何となく、その時よりも血管が太くなっていたような気がした為、早速翌日、近所の泌尿器科へ行くことに…

2.病院を受診

翌日、近所の泌尿器科へ
医師に不安の種を話したところ『じゃあ早速診てみましょう』ということで、触診&エコー検査。
触診は寝そべった状態と、立った状態とで実施。
エコー検査は、何か別の腎臓系の病気が無いかを確認する為に行うとのこと。
診察の結果、『精索静脈瘤有り』ということでした。
先生曰く"精索静脈瘤自体が違う病気に繋がることはなく、今後子供を作る予定がないのであれば特に治療しなくてもよい。気になるなら手術可能な病院を紹介することもできる。"とのこと。
(別の病気に繋がらないならまぁいっか)
と思い、紹介を受けることなく病院を後にしました。

帰宅後、やはり気になってググってみたところ…
『精索静脈瘤になると精巣萎縮や、機能低下、さらには男性更年期に繋がる』と。

な、なんとー!!!
老いに抗って生きていこうとしている私にとって、『男性更年期』というワードは衝撃すぎました。
タマが縮んでいくのを只々見守るのも嫌!
速攻で精索静脈瘤の手術を行うことができる病院をググり、診察予約ポチ。。。

3.専門のクリニックを受診

診察予約をしてから受診までの3〜4日間、タマを気にする毎日でした。刻一刻と弱っているであろうタマを何とか救えないものか。と。
タイムマシンがあれば、最初に気が付いた半年前(あわよくばもっと前)の自分に知らせてやりたい。『タマが大変だぞ!!』と。
そんな思いでした。

クリニック受診当日
クリニックでは、カウンセリングと、睾丸サイズ測定、触診、エコー検査が行われました。
カウンセリング時に、『今後子供を作る予定は無い』と伝えていたので、精液検査などはしませんでしたが、不妊治療を目的とする場合は他の検査もしていたかもしれません。
睾丸サイズの測定は、専用の測定器(いくつかサイズが異なる黄色い玉がまとめられた測定器。指輪のサイズの測定器のタマ版って感じです。)を使って行われました。
触診は近所の病院で受けたものと同様。
エコー検査では、血流状態の確認もしました。

4.診断結果

・左側精巣:精索静脈瘤グレード3(3段階中の3)
精巣サイズ 13ml(正常は14ml以上)。
・右側精巣:精索静脈瘤グレード1。
精巣サイズ 22ml。
精索静脈瘤が原因で左側精巣が萎縮しているとのこと。悲しすぎました。
手術には数十万円(保険適用無しの場合)かかるとのことでしたが、これ以上縮んでしまうのも可愛そうなので、手術を受けることを決断。
その日は手術に関する動画を見た後、術前検査(血液検査で、B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒 がないかを確認するためのもの 検査費用は2万円ほど)を受け、手術可能日程を聞いて帰宅しました。

5.失うことへの恐怖

"人は失うことに対して大きな恐怖を抱く"
というのを聞いたことがありましたが、まさにそれで、まさか数十万円かかる手術をこんなに早く決断できるとは思いませんでした。
よくアニメに出てくる大魔王みたいな悪役が『永遠の命を手に入れるのだ!!』なんて言っているのを聞いて、その価値を全く理解できなかったのですが、やっと言っている意味が分かりました。

大魔王さん、やっと仰っていることが理解できました。手に入れたい訳ではなく、失いたくないのですね。力を、そして若さを…

という訳で、手術をすることになりました。
手術や、術後の経過などはまたお伝えしていきます。

この記事を読んで、何か気づきや感じるものがありましたら幸いです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

#アラフォー #アンチエイジング #免疫力 #抗え #精索静脈瘤 #男性更年期

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