海外在住の強い味方
こんにちは、Mariaです。今日は、海外に住んでいる私自身が心地よく過ごすために心掛けていることをお伝えしたいと思います。
● 自分を騙す
日本の家族や友達と離れて暮らすとどうしてもホームシックのような気分になることがあります。
結構覚悟をして日本を出た私でさえ、「美味しいお米が食べたい」「申請すると即日書類を作ってくれるお役所が恋しい」など、無い物ねだりが出てきます。
しかし、日本恋慕と現実の違いを比べてしまうと立ち直れないぐらい辛くなります。
ある程度、恵まれていたこれまでを感謝しつつ、実は生まれてからここに住んでいるんだ、と「自分を騙す」ことも必要です。
● 流れに馴染む
日本はやはりどこの国に行っても良い印象を述べてくれる人が多いです。でも、それは日本式の生活に憧れているとは限らないんです。
なので、良かれと日本式の常識を伝えると「だから何?」となります。
たくさんの国を訪れましたが、個人的には優しい人もいますが、社交の場では自国民のやり方に賛同し、異国人に見向きもしてくれなくなります。
穏やかに日々を過ごすためには、彼らの生活様式に潜り込んで馴染むことが秘訣です。それがどんなに不公平で理不尽だと感じても、です。なぜならそれが彼らの長年の常識であり、長い目で見ればその地でサバイブする得策だったりもします。
郷に入っては、、というやつです。徐々にその国で暮らすオーソドックスな行動パターンが見えてきて、そういうこともあるのか、と発見もあります。
● 経験者、同胞の意見を聞く〜おすすめご紹介!
最近、Spotifyである番組を聴くようになりました。
♯Spotify シドニープラス
オーストラリアでウェブ制作会社「Webcamper」を経営しているShuさんとあきさんの番組です。
20分ぐらいの短い番組ですが、オーストラリアの紹介や海外、日本に住む個性的なゲストが日々の生活やお仕事について楽しく紹介してくれます。
海外住みの人たちの国によって違う習慣なども聴くことができて毎週日曜日聞くのが楽しみです。是非一度お聞きくださいね。
● 体を壊さない
これ大事。スペインに限らず、ヨーロッパの公立病院は本当に不便だ、と聞きます。スペインにおいても、日本のように私立のクリニックより国立総合病院の方が多いため、救急以外は予約を強いられます。
義父がとある手術に半年待ち、施術前の検査で治っていたことがありました。風邪引いても診察が2週間待ちだったら、悪化するか治っちゃいますw。
私は移住8年目の現在、こちらの病院を経験していません。いつまで続くかわかりませんが、検査や治療が必要なものは日本帰国時に済ませます。その方が治療はきめ細かく、何よりも言葉が通じますから。
日本食がままならず食生活が異なるために移住早々に病気に罹る人も少なくありません。ここだけは時に代用食を摂るなど工夫をしてストレスなく過ごすようにしています。
● 住む国の情勢を常にチェック
これは見落としがちなのですが、移住国にはその国の事情があります。経済的な事情、イデオロギーの事情など。そして、それは私たち外国人の存在は完全無視で起きることです。
つまり、非常時には誰も助けがない、自分の身を守らねばなりません。そのため絶対して欲しいのは在留届。日本大使館、領事館へは面倒でも入国後に申請を。
なぜかというと、今回のコロナやその国で暴動や内紛が起きた場合、外務省が在住邦人を把握できず、所在がわからないと帰国できない場合があります。
手続きなどでもお世話になる在日本大使館の情報には日頃から逐一チェックを。
そして、できれば移住を決意した時にもその国についてはきちんと調べておくことも忘れないでください。
● まとめ〜異国ならではの経験を
誰もが海外に住む経験をするわけではないですよね。それは、自分が外国に住むことになった時、その国の周囲の人たちもそうなんだな、って感じました。生まれ育ち、結婚、亡くなるまっで同じ街に住む人もいます。
そんな中、海外住みを決意した自分は結構バイタリティがある、と自画自賛しつつ、まずはそこで慎み深く地域に馴染み、共有しながら徐々に慣れていくのが大事かな、と思います。
そして、これから海外進出を目指す方にはぜひ、たくさんの経験者の声を聞いていただきたいと思います。
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