見出し画像

スペインのガストロノミア その2

「その1」はどこ?こちらです。⇩

スペインで有名なのは、お酒を頼むと一皿料理サービスされるバルですが、しっかりご馳走を食べたい!という人のためにレストランもたくさんあります。

地方住みのスペイン人はご当地で働いている人が多く、お昼になるとうちに帰って家族とお昼ご飯や晩御飯を食べます。

でも、昨今都会の人たちや共働き、運送業で働くドライバーなどは近くにある定食屋さんに行きます。定食屋さんは決まった定番、日替わりメニューを頼みます。料理は家庭スペイン料理が多く、安価に昼食を済ませる便利さがあります。

それとは別に、週末やお誕生日、記念日にちょっと贅沢しようか、と思ったときに出かけるレストランがあります。そこは、家庭料理とはちょっと違って、多国籍の要素をシェフが工夫し手の込んだ料理が楽しめます。

先週末、ずっと行きたかったけれど人気があって縁遠かったレストランに行きました。私たちが絶賛した料理をご紹介します。

まずは、一皿目。相棒は、ひよこ豆のポタージュ。白いソースはアリオリというニンニク風味のマヨネーズです。豆の味が濃く、かつしつこくなく美味しかったそうです。

画像1

私は、タリアテッレを。きのこがふんだんに入ったクリームソースもあっさり目ですが、香り高いキノコとパンセッタ(豚バラ部分)の旨味でいつまでも食べてたい〜と思いました。あっという間になくなっちゃいましたけどねw。

画像6

2皿目。私は、豚のスペアリブを頼みました。濃そうなソースに見えますが、塩分も甘さも過度に感じませんでした。野菜ベースのソースなのかも。オーブン出したばかりのアッツアツで出てきました。これで骨2本分でした。食べにくいので最後は手でかぶりついちゃいました。

画像5

相棒はアンガス牛のハンバーグを。バーガーキングやマクドナルドもあるスペインですが、レストランでハンバーグは珍しいです。畜産国スペインで、輸入牛肉は米産のアンガスが有名です。このお肉、ちょっともらいましたが、久しぶりに日本で食べるハンバーグのような牛肉らしいジューシーな味でした。

画像5

デザート。甘いものが苦手な相棒はヨーグルトのムース。くるみとフェタチーズ入り。チーズはクリーミーで、ムースはふわふわしてたそうですw。

画像6

画像6

私のはブラウニーケーキにコーヒーのアイスのせ。アイスはエスプレッソのような苦味の残る味で、中にいくつかコーヒー豆大のコーヒークッキーが入ってました。ブラウニーは少しパサついてましたが、ここにもくるみが入っててボリュームのあるデザートでした。

これにハウスワイン、水それぞれボトル一本。食後にコーヒーを頼んで終了です。

スペインではデザートとコーヒーは別々に来るのでご注意を。コーヒーはオプションなのでここで頼まず、別のバルでゆっくり楽しんでも良いですね。

数えると60席もないほどの小さいお店で、2時には満席。人気があるお店で念願の美味しいランチを楽しめて満足でした。

今回も読んでくださりありがとうございました。

日本ではコロナ規制もどんどん緩和されている様子ですね。皆さんも美味しいもの食べて元気にお過ごし下さい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?