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引きこもり夫婦の夏休み2022

この夏は、その簡単さからTwitterにばかり目が行ってしまってました。
おかげでnoteがご無沙汰になってしまってました。もともと「熱し易く冷め易い」正確なので、なんとかnoteは続けたい、トピック収集をしなければな、と改めて感じました。そうでないと、ずっとスペイン語の勉強とビーズアクセ作りにかまけて外に出なくなるからですw。

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そもそも気質がアウトドア系でないので、なんでこんな山の多い国に来ちゃったんだろ、と思います。主人の従兄弟たちは、この猛暑の夏の間、車で2時間半以内の渓谷や山脈を渡り歩き、時々ビーチでくつろぐバケーションを送ったそうです。

私たち夫婦は、なんと結婚以来、実家に数日滞在したほかは一斎旅行などせず自宅におりました。我ながらびっくりです。

主人もどちらかと言うと引きこもり体質で、家にこもって本ばかり読んでいるのですが、例年だと私が痺れを切らし、

どこかへ連れて行ってくれないとしぬる

と脅かし、渋々の主人の運転で外食に行ったり、州都に買い物に行ったりしてました。

この夏は、1ヶ月の東京帰省から戻った私が家族とのやりとりと時差ボケ、安倍元首相の事件等で疲労困憊してしまい、7月2週間ほど使い物にならなかった間は本当に「蟄居」状態でいました。

この間、この後にどこかへ連れてけ、と反動が現れるかもと懸念した主人が、さまざまな言い回しで「スペインの不景気問題」について解くようになったのです。

。。。よって、僕らはコロナ感染にも留意し、かつ9月以降に向けて節約に励もうじゃないかぁ!

まあ、すぐに意図はバレました。要はつまり出不精の言い訳です。旅行や外食代なんて、私が払っても良いのですからね。そういうと、今度はガソリン代の高騰をネタに、無駄な自然燃料の消費は良くない、とまるで環境活動家のようなことを言って渋るw。ああ言えばこう言うなので、私もついに諦め、まあ、どこかへ行きたければ一人でバスで行く、と宣言しました。

その宣言通り、1度だけバルセロナに日帰リ旅行。安倍晋三さんのお悔やみのための記帳をしに領事館へ。その後仲間と会食をし、たったの5時間の滞在で往復8時間のバスの旅終了w。これだけじゃ、夏休みの絵日記も埋まらない。。

しかし、なんだかんだ言って、私自身も日本でできなかったスペイン語学習の取り返しや新しく始めたアクセサリー作成の練習などであっという間に1日が終わってしまい、その毎日を続けていたらあっという間に8月も終盤、なんて感じだったです。

できれば州都サラゴサあたりにも行きたかったなあ、とも思うのですが、そうするとまたもや主人が

君みたいに薄ぼんやりしている人は、不景気の都市でスリやひったくりに会うこと間違いなし!絶対独り歩きはだめ!

と。

本当に主人は私の実態を知りません。私は、ある程度の事故回避の術は持っております。なぜなら、これまでの海外滞在の経験から、もっと怖いところにも足を踏み入れたことがあるからです。アジアなんか、ローカルの友達ができるほど、彼らの慣れている遊び場界隈に連れてかれるし、そこには「お金持ちの日本人」にまとわりつく人もたくさんいます。そんな経験から、私はいくつかの犯罪パターンを推測して出かける準備をしています。(これについては別途記事に晒す予定です。)

先日、この話をバルセロナ在住のお友達に話すと大笑いされました。

なにそのスパイ並みの周到さ!ww そこまで危険じゃないよ、バルセロナ!

そりゃそうですともw。念には念を入れる、それは小心者の私の危険回避の術なんです。

主人としては、私が出かけて何か起こしたら面倒だという頭があるのでしょう。なので、出かけると宣言するともう大騒ぎです。でも、一度出かけてしまうと問題なく、無事帰れば笑顔で迎えてくれます。

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出かけないとこれまた弊害が生まれるのは、やはり運動不足。

コロナの隔離から始まってのこと、私たち夫婦もかなり肥えましたw。

ウエイトの重さを感じるとやはりそれも億劫になる理由になるのですが、やはりずっと座りっぱなしはいけない。

筋肉の衰えを感じたのは、坐骨神経痛を感じてからです。

作業中は感じないのですが、ベッドに横になると途端に腰から足首まで痺れるような鈍痛が。これが煩わしくて眠れない。どうしても痛くて眠れない時だけ鎮痛剤を使って寝るようにしました。

そしてこの痛みの周期があることにも気づきました。

5月から、なぜか生理が復活したのです。これまでも完全閉経ではなかったのですが、毎月また来るように。そして、その1週間前から腰が痛み出すんです。

と言うことで、骨盤の不安定を防ぐため作業や勉強を一定時間で区切って、デスク脇のヨガマットで10分ほどのストレッチをすることにしました。

ウォーキングが足りないとやはり股関節が固まります。率先して歩く、家では階段を何度も昇り降りするようにして平常を保つようにしています。

この年になると、体型はさることながら、インナーマッスル、骨格の変形の方に留意しないとと思うようになりました。気がつくとすぐに腰が曲がって、猫背になるし。

リンパについても勉強しました。マッサージをすると、浮腫んで生じた諸所の痛みが減ってきて、特に脇周辺などは楽に動かせるようになりました。

こうして、2ヶ月ほどで東京で不規則な生活と食生活をしたツケはかろうじて解消できた気がします。それでもまだまだなんですけどね。

主人の方はまだまだ私より若いのと、若い時に鍛えた貯金が余っているようで、2ヶ月丸々ごろごろしていた割に元気です。なんとも恨めしいw。

そして、9月。主人の仕事が始まり、私も通常生活に戻りました。
夏に購入したお掃除ロボットが良く働いてくれるおかげで、他の場所の掃除がチャチャっと済むのでストレスなく家の整理整頓がキープできています。

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何よりも気づくのは、この大猛暑が続き、引きこもっていた割に夫婦喧嘩が少なかったこと。

私たちは7月の結婚記念日以降、8月には毎年大きな喧嘩をいくつかして離婚の話し合いをする例年を過ごしてきましたw。しかし、今年はそれもゼロ。

暑さに耐えられない主人のイライラをまともに受け止めないようにしていていたのが功を奏しましたが、主人も気持ちのコントロールに努めていたようです。

といった私たちの夏休みでした。何にも変化なく、これといってキラキラ感もないのですが、まあ引きこもり夫婦としてはこんなもんだろう、と言う感じです。

それにしても、今年は本当に異常な暑さでした。来年はもう少し涼しい夏を過ごしたいものです。

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