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原則13「穏やかに話す」|人を動かす

前回、間違えてこちらの原則を飛ばして先に原則14「"イエス" と答えられる問題を選ぶ」を紹介しちゃいました。うっかりʕº̫͡ºʔ


つい先日の実体験

本書の例では "相手が怒っている場合にも穏やかに話すと上手くいく" というシチュエーションを取り上げていますが、この原則「穏やかに話す」は、相手が怒っているかどうかに関係なく効果を発揮します。

と主張できるのも、つい先日、私はあるIT系ベンチャー企業の執行役員さんとお話しする機会があったのですが、その方がもうこれでもかってくらい穏やかに話される方だったんです。笑

見た目はだいぶイカツイ感じの方でして、七三に黒縁メガネかつ綺麗な二重で一言で言うと「THE・知的ワイルド」な印象でした。この時点で私は若干ビビってたんですが (笑)、いざ話してみると、まあ穏やか!いやほんとに今までで会った人の中で一番じゃないかってくらいの穏やかさです。もちろん笑顔。

これだけ穏やかだと、話しやすいかつ親みやすく、こちらの味方だ、と脳が勝手に安心する感じを受けました。しかもすごいのが、おそらくこの執行役員さん、自分で話し方を使い分けてるんですよね。元が穏やかというよりはテクニックとして穏やかに話してる。それが感じられてもなお、安心してしまうのです。


"穏やか" とは

じゃあ「穏やかに話す」って実際どんな感じなのでしょうか?

"穏やか" を天下のGoogle様で調べてみると、以下のように出てきます。

おだやか【穏やか】
1. 何事もなく静かなさま。安らか。平穏無事。 「—な気候」
2. 落ち着いて静かなさま。 「—な物言い」

今回の場合は2つめの意味になりますね。
つまり "穏やか" とは、①落ち着いている ②静かである の両方が満たされている状態ということになりそうです。
たしかに、落ち着いていても声量が相手との対話にあっていなかったり、静かだけど落ち着きがなく挙動不審だったりでは "穏やか" とは呼べなさそうですね。笑


最強のヒーローになろう

この章を読んだ時、かなり昔にTwitterでこんなツイートを見たことを思い出しました。

小学生の息子「お母さん。僕思うんだけどさ。最強のヒーローって、どんな敵でもやっつけられるんじゃなくて、どんな敵ともお友達になっちゃうんじゃないかな?」
息子よ。ぜひそんなヒーローになってくれ。

確かに...なんてカッコいいことを言うんだこの子は...と感動しました。

本書でも、リンカーンが次のように語っています。

「相手の心が反抗と憎悪に満ちている時は、いかに理を尽くしても説得することはできない。子供を叱る親、権力を振りまわす雇い主やおっと、口やかましい妻 ー こういった人たちは、人間は自分の心を変えたがらないということをよく心得ておくべきだ。人を無理に自分の意見に従わせることはできない。しかし、優しい打ち解けた態度で話し合えば、相手の心を変えることもできる」

最強のヒーロー、目指したいですね。


今回も読んでいただき、ありがとうございました!

「バケツ一杯の苦汁よりも一滴の蜂蜜のほうが多くのハエがとれる」
ー エイブラハム・リンカーン ー

原則13:穏やかに話す。

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