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今日の科学 7月31日 蓄音機の日

7月31日は、蓄音機の日。
1877年に、アメリカのトーマス・エジソンが蓄音機の特許を取得を取得した日にちなんでいます。

蓄音機は音を記録・再生する機械で、エジソンの代表的な発明の1つです。最初の蓄音機は金属の円筒の周りに錫箔を巻きつけたものに、針で溝をつけて音を記録針で溝をつけて音を記録し、その溝に針を当て、再生するものでした。

エジソンが蓄音機を発明したことで、人は音を記録し、再生する行為ができるようになりました。そして、10年後、ドイツ出身のエミール・ベルリナーが円盤式蓄音機を発明しました。そして、音を記録した原盤から、安価で大量に再生用の円盤をつくる技術も開発したのです。

ベルリナーの音を円盤に記録する方式は、レコードとして現在にも残っています。レコードの登場と共に、録音技術も向上していきます。さらにラジオが登場することで、さらに音声記録と再生の世界が広がっていきました。時代が進むにつれて、音声を記録する媒体や方法は増えていきます。

現在は、コンピュータを使ってデータの形で音声を記録、保存、再生をすることができるようになり、多くの人が手軽に音声記録を活用しています。私も、取材のたびに音声を記録し、原稿づくりの基礎資料としています。音は、その場の臨場感を他の場所でも感じることのできるものです。

最近は、ラジオ、ポッドキャストなどの音声メディが元気になってきて、再び注目を集めているように思います。音声配信などにチャレンジするのもいい時代なのかもしれません。

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