新刊、出ています
最近、記事をあまり書かないまま時間が過ぎていく。やはり、ネット上でもこまめに情報を発信していきたいところではあるが、なかなか思うように進まない。時間の流れは残酷なもので、僕が何をしていようが、一様に過ぎていく。まさに、「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」だ。
そういうことを気にすることなく、つれづれなるままにパソコンに向かいて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、まあ、いいのかもしれない。だが、僕の場合はなかなか熱中までいかないという難点がある。
まあ、話が少しそれてしまったような気がするので、時を戻そう。
noteをあまり書かなかった間にも、時間は過ぎる。僕も、それなりに仕事をしているので、仕事の成果もまとまっている。その1つが、宝島社から出版された『美しい宇宙入門』というムックだ。
宝島社からは、宇宙関連のムックを何冊か出させてもらっているが、これもその流れのもの。何回も声をかけて頂けるのは、とてもありがたいことだ。この本はムック形式なので、ページ数は少ないものの、単著といえば単著なので、やっぱり本になると嬉しいものだ。
今回の本は、1つのトピックが300〜600字程度ととても短いので、気軽に読めると思う。値段も安いし気軽に買って頂けるのではないかと思う。もちろん、文章は、サイズに合わせてしっかりと書いているよ。
そういう要素もあってか、この本はわりと売れているようだ。本の通販サイトの1つであるhontoでは発売開始から1週間くらい、天文・宇宙科学ランキングの1位を維持していた。今はさすがに順位を落としているけど、1週間のランキングではまだ1位を維持していた。
hontoのランキングがAmazonと比べてどうなのかという問題はあるものの、何でも1位になるのはうれしいものだ。しかも、1週間のランキングまで。少し前に所用で訪れた池袋の某大型書店では、たくさん陳列されていた。ありがたや。
この本は、写真がメインで文章の扱いは小さめだし、同じような本がたくさんあるものの、小さいお子さんから大人まで幅広い範囲で読みやすいのではないだろうか。何なら、文章は読まなくてもいいかもしれない(って、俺が言うなよってかんじだが)。
このシリーズのムックは、売れたら重版をかけてくれるというありがたいシステムになっている。重版になったら、その分、印税が支払われるので、とても助かる。今どきの印税生活は、優雅なものはなく、微々たるものですが。毎月、サラリーをもらえる立場の人が羨ましくも感じる。
ともかく、食い詰めているライターを助ける気持ちで、1冊と言わずに、2冊、3冊と買って頂けたらうれしいです。これが売れたら、いつもは牛丼のところを、焼肉にしようかというくらいの気持ちになれるでしょう。一応、AmazonとHontoのリンクを張っておきます。よろしくお願いします。