見出し画像

今日の科学 7月13日 ルビク・エレネーが生まれた日

1944年7月13日は、ハンガリーの発明家ルビク・エレネーが生まれた日。
ルビクは、1974年に立方体の立体パズルであるルービックキューブを考案。1980年代には世界的に大流行し、世界で最も成功を収めたパズルの1つとなりました。

ルーピックキューブは、立方体の1つの面が9つのパーツからできていて、それぞれのパーツが連動して動くしくみになっています。ルビクは大学で建築学を教えていて、学生に3次元幾何学を説明するために考えられたものでした。

でも、6つ面のそれぞれに違う色を塗った後に、回転させたりして、それぞれの面の色をバラバラにしてみたら、簡単に元に戻せなかったといいます。結局、元に戻すのに1か月ほどかかり、パズルとして売り出されることになりました。

ルービックキューブは、シンプルな構造ながらも色の並びの組み合わせが膨大で、不思議な魅力があります。数学の中の群論と呼ばれる分野との相性がよく、ルービックキューブの解法を研究する人もいました。ルービックキューブは、現在も、多くの人たちに愛されています。

サポート頂いたお金は、取材経費(交通費、宿泊費、書籍代など)として使用します。経費が増えれば、独自の取材がしやすくなります。どうぞよろしくお願いいたします。