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今日の科学 8月4日 橋の日

8月4日は、橋の日。
8と4ではし(84)の語呂合わせから。橋は川や谷などの障害を越えて道を通すための構造物です。渡し船を使う、遠回りするなどして、交通が不便だった場所が、橋をつくることで人の行き来が活発になります。同じ語呂合わせで、吊り橋の日ともされています。

橋は日本神話でも重要な役割で搭乗します。古事記や日本書紀では、イザナギが天の浮き橋から海をかき回して国造りを始めたとされています。そして、そのとき使っていた浮き橋が倒れて天橋立になったという伝説が残っています。橋は天と地をつなぐ存在だと考えられていたのでしょう。

日本書紀にはいくつか橋を架けたという記述があります。また、中世から戦国時代にかけては、軍事的な目的で集落や城の周りに堀をめぐらし、そこに橋を架けることで、周囲と接続する場所を限定することもありました。また、飲み水を通すためにつくられた水道橋も世界各地に残っています。

コンクリートや鉄筋コンクリートが発明されると、強度の高い大型の橋がつくられるようになります。日本には、瀬戸大橋、明石海峡大橋、レインボーブリッジ、東京ゲートブリッジなどランドマークとなる橋がたくさんあります。

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