見出し画像

中東が好きになったのは何故だろう - お客様を支援するつもりが

中東と日本の架け橋として 日本の商品を輸出する貿易業、そして輸出をしたい企業様の支援を願い、貿易支援事業、この2つで開業しました。

これまでの日本の環境で、輸入をされてきた方は多くなりました。そして細ってきた輸出。そんな中でも私は、ほぼ、輸出ばかりをやってきました。アジア圏、中近東が主です。
そして、中東は大好きとなり、日本好きの中東の方には、これからも輸出事業で喜んで頂く。日本の方には”怖い”という印象を多くおもちの場合、変えて頂きたいと願っています。

しかし、会社員時代とは違い、同じようにいかないことに 今ぶち当たっています。想定外?予定外?のことが起こるのです。

取引金額、、ぼちぼち増やしていこう。と予定していたのに、いきなり〇千万円のお引合いを頂くことになり、あら!資金!どうするの? ということで、借入することになりました。
さあ、事業計画、売上計画、提出する書類作成に始まり、身元証明や、はたまた貯金残高までつけて申請。幸い数日で借入ができると連絡を頂き、申込書が正式に送られて来ました。が、あれれ? 予定した売上は後ろにずれこみそうな気配。借入実行も、後ろにずらして頂くことになります。

なんで、後ろになるのだろう? お客様に聞いても、商品の必要な時期の連絡は一向にありません。経験がいいのか悪いのか、まあ、中東というのはこういう処だから、、と思っていましたが、貸出したい銀行側は そんなに待ってはくれません。 状況説明をしつつも、ぎりぎりまで借入実行を待っていただきました。”別のことに使わないように!”と念を押され。

次に、この借入金を受ける銀行口座の開設です。
これも 一筋縄でいきません。
事業計画は当然提出。そして、個人事業主にも拘わらず、法人扱いとなり、提出書類が増えたのが、口座名義です。
屋号付きにして欲しいと言ったために。

昨今監視が厳しいマネーロンダリングを疑われないため、個人名の銀行名義は避け、屋号付きにしたかった。特に中近東という日本では理解が少ない地域から送金を受ける場合、個人名だと、お客様の方にも迷惑がかかりかねない。  ”社名?屋号は必要です。”
 
小さなことで大きな問題になるような事は、できる限り避けておきたい。
我を通しても、個人名だけの名義は避けておきたい。自問自答しながらも、 
私が第3者なら、ちょっと そこまで考えすぎじゃないの?と思う事もありましたが。

そして、はっきり困ったと言えるのは、税理士さんです。
輸出の場合は、消費税の還付という制度を受ける場合があり、消費税還付を知っている税理士さん、且つ英語アレルギーが低いとか、DHL,FEDEXと言ってもすぐに通じる税理士さん。  簡単に探せません。
還付手続きをした事がない私は、手続きのための書類を手に入れたい。
もちろん税務署にいけばいいのですが、税理士さんから手に入れるのが早いと分かりました。
実は、開業届を提出した時に、消費税還付の手続き条件を窓口で聞いたのですが、出てこられた窓口の方は貿易関係に携わったことがなく、”課税事業者選択届出書”のご説明に、何度も奥へはいられ、確認しては説明をされる。 恐縮するぐらいに。
税務署に行ったところで、聞いたところで、輸出に関する事には、時間がかかるのだ ということを ここで知ることになります。
小さな想定外とビッグプロブレムです。

お客様に喜んでもらいたい、と思う、これまでの営業は、とてもほど遠くなり、会社インフラへ あれよあれよと時間をとられてしまい、そして、今もそれは、発生しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?