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モノヅクリ to 居場所ヅクリ

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いつかやりたい居場所ヅクリやワークショップのことなど。
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いつまでも元気で過ごせるためのモノヅクリ。

【モノヅクリでゆるやかに繋がる】(その5) 自分が子どもの頃の話、 自分の子どもとの話、 シュタイナー学校でのこと、 子育て支援でのことと、 子どもや子育てと関係する中での、モノヅクリとコミュニケーションについて書いてきましたが、 最後はそれらの(子ども・学校・子育て)時代を経て、自分の時間を過ごしている年配の方々のモノヅクリとコミュニケーションのお話。 元気なお年寄りの皆さんの居場所づくりに関わる仕事を7年ほどしていました。(前の投稿の子育て支援の仕事をしながらでした)

自分だけのモノヅクリ時間を作ることで次の活力になる。

【モノヅクリでゆるやかに繋がる】(その4) 2013~2014年のまる2年間だけですが、子育て支援のお仕事(というか時給にしたら10円くらいだったかもしれない…)をしていました。 ご自宅へ伺って家事をしたり、お子さんの相手をしたり。保育室でお子さんを預かることもありました。 小さな子どもを育てている期間と言うのは、自分自身も覚えがありますが、とにかく気が抜けませんし、自分のことは後回しになりがちです。 そんな中で自分を見失ったり、疲れ切ったりしてしまうことも少なくありませ

論理的思考を育むことと、癒しのモノヅクリ。

【モノヅクリでゆるやかに繋がる】(その3) 娘は中1~高3までシュタイナー学校へ通いました。 シュタイナー学校というのはドイツ発祥のオルタナティブスクールで、独自の教育スタイルをとっています。 その中でも、今回はモノヅクリということで「手仕事」という授業について、お話していこうと思います。 いわゆる家庭科と呼ばれる授業はなく、強いてあげれば「手仕事」が家庭科に近いかもしれませんが、その内容はだいぶ変わってきます。 なんと小1から棒針編みをします! 家庭科に一番近いと前述

ひとりじゃないモノヅクリの楽しみを知りました。

【モノヅクリでゆるやかに繋がる。】(その2) モノヅクリはひとりでやるもの という考え方が変わる最初のきっかけは、 娘とのお家遊びでした。 娘も私と同じで、何でも自分で!というタイプでしたので、 黙々とするのが1人から2人に増えただけではありましたが、ある意味初めて知った、 モノヅクリの良さがありました。 そしてその時には知る由もなかったのですが、娘との体験が、その後の私の目指す居場所ヅクリの、 輪郭でもあり核にもなっていきます。 このことにかなり衝撃と感動を受けまし

モノヅクリはひとりでやるもの?

ずっとそう思い込んでいました。 父は休みの日にはいつも何かを作っている人でしたし(今もそう)、 1970年代という時代的にも、母も一通りの手芸をやっていたように思います。 ところが私はと言えば、何でも1人でマスターしたいとはりきる子どもでしたので、 傍で端材で遊ぶことはあっても、親から教わったりとか、一緒にやるということはまずありませんでした。 父がやっているのを横目で(でもバッチリ)見ながら、父がいない時に思い出しながらこっそり練習(^▽^;) 友達との遊びも、お家でと