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♪令和5年4月3日(月)の日記

♪近居介助以上介護手前シリーズ(苦笑)が、急遽続くことに。
 
「ご近所その他各位へのご迷惑が、結果こっちに飛んでくると思うから、私が動くわ」
 
2021と22年は元日一回のみ足を運ぶも、意思疎通そのものが微妙でした。
対して2023年の今年は、早くも2訪目 …… 少ないかな?
 
「また全身発疹から心をやられてしまったら、正直私も困るし、仕事にも支障が出るでしょ?」
 
どうやらパートナーの目には、私もかなり危険な状態と映っているらしく?
 
嫁いだり婿養子に入れる人間は、やっぱり強くて凄いな。
 
 
ちなみに私たちの義弟も跡取りとして、そこそこの年齢で婿養子入り(※結果年上の弟)。
双方個性の振り切り方が対極方向に目一杯ゆえ、出会って二十数年来、会話が噛み合った記憶がありませんが(呆)。 

(ココナラブログで配信中・拙作小説に登場する男性のモデルが彼?)
 
 
私だったらとっくにブチ切れる場面も、冷静にサクサク捌いていきます。
反省と戸惑いと自問自答を同時進行で、耳ダンボ状態。
己が存在感を消すかのように、室内清掃に勤しみました。
 

普段は話し相手中心でタイムアップの連続。
ようやくこの作業を敢行できました。
過剰に噴霧された芳香剤を拭き取り、ガムテープ裏状態から脱却。


「身が違うからこそ、ドライに対応できることもあるわ」
なんだかんだ言っても血が繋がった親子だからこそ、感情が勝ってしまうそうな。
「私も自分の実家のことだと、容赦なく金切り声をあげてるでしょ?」
確かにこの場面では、なだめ役は私だ。
 
精神修養、単独ばかりでなく、時にはお手本から学ばなきゃ。
 
 
以下は同い年の幼馴染が、先日俺に語った台詞の一部。
「兄貴が離婚して母親を抱えてくれたので、紙一重で我が家は安泰だよ」
兄弟のいない私には理解できない部分もありますが、そういうことなのでしょう。
 
 
ちなみに私の実母が暮らす、区画整理で数年後には跡形もなくなる古い町は、この傾向が顕著すぎます。
 
*独身の50~60代の男性と、要介護(介助)の母親の二人暮らしの比率が、半端じゃない。
 
数日毎に訪れるたびに、あちらこちらで目の当たりにする、これぞ 80/50 問題。
我が90/60問題など、問題外未満だと痛感させられます。
 
 
メディアで報道される、私と同世代の男性の次のような談話。
「年齢的にも仕事を選べないどころか、母親を置いて外出もままならず、年金と生活保護とネットオークションが命綱です」
おそらくご記憶かと?


広義では私も同じ立ち位置?
この年齢と視力では、最早健常者としての就業は望めません。
奇跡的にこの生き方で、どうにか経済社会を溺れかけつつも泳げていますが、紙一重には違いなく?
なにより私自身が壊れる手前で、支え・時に目を覚まさせてくれる存在は、やはり心得強い限り。
単独介護の限界ってのは、どんなに足掻いても否定できないようです。
 
 
そんなこんなをぼんやり考えていると、
「もう帰ってちょうだい!(※実際にはもっと鋭角的な文言)」
このとき午前11時過ぎ = 私たちが到着から、まだ2時間足らず。
私以外の来訪者が皆無同然の生活が超ロングゆえ、慣れない他人との時間は、大きなストレスらしく。
 
・人恋しいけれど、人の輪の中に頭を下げて飛び込めない人。
・他人が楽しそう・嬉しそうな状況を露骨に嫌い、断じて我慢できない人。
・バレバレ嘘八百の情報操作を試みるたび、人が離れ続ける人生を歩む人。
・「ありがとう」「ごめんなさい」を、言葉として発せられない人。
・どんな手段を用いてでも、唯我独尊と自覚できなければ納得できない人。
 
実質80年超もの間、よくぞこれを貫いたものだと、またしても妙に感心。
 

亡き実の妹の遺品となった手芸。
「自分より上手なのが気に入らない!」
頑なに飾ろうとしませんが、捨てないのが救いかな?

 
「スパコンの主要部品に生まれていたなら、まだ幸せだったろう。どんな手段を用いても、計算と戦略で一等賞を目指し、それが称賛されるから」
 
親族一同どころかご近所各位も納得した、実母を表した我が比喩表現。
当人が生きづらい人生を過ごしていること、疑う余地がないのも事実です。
 
「大衆には伝わりづらいだろうけど、この感性がアナタにある間は、今の仕事でどうにか喰いつなげると思うわ」
 
帰路あらためて、こんなお褒めの言葉(?)を頂戴しました。
  
「最終的な判断は任せるし、指示に従うけれど、数ヵ月に1回は、私も通ったほうが良いような気がしたわ」
「民生委員さんも、町会長さんも、隣近所の方々も、お力添えは期待できない現実だからこそ、自分独りで全部背負おうとしてはダメよ」

 
そうかもな。
私の判断がもしかしたら、結果として間違っていたのかもな。
 
 
まだまだ長い闘いになるようですが、明日を案じていても仕方ありません。
なるようになるさ = なるようにしかならないさ。
事が生じたら、まずは現状把握と謝罪から、次の一手を探す繰り返しです。
 

近所にこんな木があったとは、今まで気づきませんでした。
帰路をちょっと変えてみれば、新たな発見が。

 
以上、重たい印象の話題が続きましたが、今度こそこれにて一区切り。
もちろん一方的な独り語りならぬ綴り、話半分で受け止めていただいて結構です。
ご一読ありがとうございます。

今日はこれにてパソコンの前から離れ、夕食をゆったりと楽しみましょう。
 
( ^-^ ) / 次編はやっぱり "食い物シリーズ" かな?
 
 
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