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♪コンテスト参加記事 【新年度前日の老害戯言? ◆◆のコツを検索する前に】

コンテスト参加の拙文、以下『仕事』のつもりで綴らせていただきます。
 
ちなみに筆者は還暦越えの青色申告個人事業主歴数十年。
社会人デビューから40年超、仕事と向き合い続ける環境に恵まれ、今日まで生き延びてこられました。
通勤電車内や洒落たカフェなどでタブレットを膝や机の上に、最新情報を目で追う人間ではありません。
 
自分なりに言葉を選びつつも、ストレートに語って見たいと思います。
仕事ならぬ執筆のコツも意識せず、責任あるお筆先に努めたつもりです。
「老害戯言(ろうがいざれごと)」「時代錯誤」などと届いてしまった際には、お詫び申し上げます。
 

朝の通勤通学ラッシュが一段落のホームにて。

 
仕事のマル秘テクニック的な内容を募っているであろうことは、重々承知しています。
それでも個性的なツールを駆使するテクニック面だけが、仕事の『コツ』でしょうか?
 
 

Q1:コツを駆使するその前に、必要不可欠な作業があるのでは?


会社組織の一員として、あるいは経営者として、もしくは学業と併行してのアルバイターとして・・・・・・
無数の利害関係が複雑に絡み合うのが、仕事場とされる土俵です。
仕事内容や置かれた場所は十人十色ですが、これは共通しています。
 
なにより仕事には、相手(=先様)が存在しています。
取引先・一元のお客様・同僚その他、いずれも『相手』です。
 
・最高の仕事をお届けしたつもりが、悪意なく低評価どころかクレームに?
・同じ目的に心血を注いでいた身内から届く、予期せぬ掌返し?
・招かざる個人的な問題が生じ、仕事に集中できなくなってしまうことも?
 
感情を持つ私たちにとって、いずれも大きなダメージが避けられません。
テクニックを模索から試行錯誤には、心地よい環境整備と維持が必須です。
 
・ぬかるんだグランドでは、ファインプレーの確率は大きく低下します。
・大きな石ころが転がる土俵では、白熱した大相撲は期待できません。
・逆強風が吹きつけるコースでは、ナイスショットの飛距離は伸びません。
 
いかがですか?
 

例年にない元気のなさにも、重要な理由が潜んでいるかと? 

 
2024年春、私の暮らす街(大阪府北摂)もまた、ソメイヨシノの開花が例年より大きく遅れました。 
 
「花を咲かせるよりも、樹木として生命を維持することを選んでいるな?
 
 明らかに少ない蕾の数と、一向に色づこうとしない、堅い佇まい。
枝先に生命力を送り込み、華やかな姿を見せることよりも、生きるために大切なことを選択しているとしか思えぬ姿。 
 
これは球根から咲くチューリップにも、共通して見られました。
一向に咲かず、花開いたとしてもその背丈も低く、身を潜めているかのような姿。
生命維持の要である球根内の養分を、開花以外に向けたのでしょう。
 

2019年、世界中が禍に呑み込まれた前年の撮影。
3/31/2024 (SUN) 撮影。
十年以上定点観察も、この時期この状況は初めて。

 
対して種子から咲く植物は、いずれも元気です。
花が咲かなければ種子ができず、命のバトンをつなぐことができません。
自分自身の特性を正しく踏まえ、一生懸命咲き誇っています。
 
植物は自らの直感に疑いなく、命を紡ぐ作業に対し、真っ直ぐですね。

 

Q2:何のために今の仕事を続けているの?


不労所得で左団扇の人たちが被雇用者として行う仕事と、大多数の一般市民のそれは、根本的にその目的が違います。
 
これはあくまで私個人の比喩表現ですが、
 
☆仕事とは経済社会を生き抜く上で必要な『お金』を狩る(=稼ぐ)ために、継続が求められる作業。
 
終身雇用や転職を重ねる、家業を継いでいる、独立起業に挑む・・・・・・
スタンスは人それぞれですし、指針変更を重ねる歩み方も数えきれません。
 
経済社会を生きる者として、これが人生の大半(=数十年間の長い作業)を占める作業となる現実。
 
目をそらすことはできないでしょう。
 

ビアレストランにて、仕事の手を止めていただき(詫)パチリ。

  
#仕事のコツ
 

無数のノウハウを紹介するネット配信・書籍・人々のアドバイスが溢れています。
多くの人たちの賛同を得る情報に、心惹かれて当然でしょう。
 
ちょっと待てよ?
 
 

Q3:不特定多数と同じ手法を付け焼き刃的に真似ることって、どうなの?

 
「だってみんながそう言っているから、僕も私もそうだと思わなきゃ」
 
ヒット製品やブーム、さらには『良し』と評価される姿勢や考え方は、その都度大数の法則によって生み出されます。
この事実は仕事のコツとされる諸々に関しても、共通しているでしょう。
 
ちょっと待てよ?
 
ここで自身が見いだすべき仕事のコツは、あくまで一個人限定のそれでは?
  

数十年感走り続ける電車。

  
今一度、この二択について自問自答してみてください。
 
・桜やチューリップになることを求められる職場環境ですか?
・あるいは常時精一杯咲き誇る姿勢を求められていますか?
 
これならできそうだと、疑いなく深掘りせずに実践してみる仕事のコツでは、その到達点はトップランナーの斜め後方止まりでしょう。
 
情報はあくまでヒントであり、一旦素直に呑み込み、そこから十分な咀嚼を通じ、自分によりフィットするコツを見極める必要があると考えます。
 
そしてなにより見過ごしてはならないのが、先に触れた通り、自身が置かれた仕事環境に他なりません。
 
・桜になって、その時の訪れを待つべきタイミングなのか?
・種子から咲く花のように、日々精一杯の姿で臨むべき立ち位置なのか?
 
『仕事のコツ』なる課題は、その先で私たちを待っているはずです。
 
 

Q4:寸暇を惜しんで凝視を続ける小さな画面の中に、答えが見えますか?

 
仕事場すなわち、各々が真剣勝負を求められるリングが違えば、当然細かいルールその他も異なります。
不特定多数に責任持って推奨できる『仕事のコツ』は、あくまでざっくりとしたもの。
掘り下げて言葉や文字にすることは、難しいを超えている、とも考えます。
 

伝えて → 正しく理解いただく『むつかしさ』。

  
ビジネス書面では『結論ファースト』とされることが多いようですが、コンテスト応募記事の拙文は、ここまでが蛇行脱線気味の起承転。
 
呆れず読み進めてくださった各位に“だけ”、ようやくの結論をシンプルに。
 
☆効果が確約される『コツ』を知っているなら、簡単には教えません。
 
喜怒哀楽を確かめ続けて体得したオリジナルの秘策は、大袈裟で無く血と汗と涙の結晶ですから、これは当然でしょう。
 
 
たとえばこんなワンフレーズ。
 
『特別にアナタだけに! 誰でも簡単確実! 仕事のコツはこれだ!』
 
書店で平積み / ネット空間に多数浮遊していそうなタイトルですが、
 
そんなもんおますかいな(大阪弁)。
 

これ、責任持って真面目な見解です。
 

進行!

  
恐れることはありません。
 
・自身の心身を蝕むほどの逆風を感じたなら、そこから離れても大丈夫。
・どうしても納得できない仕事内容なら、他を探すのも選択肢。
・とことん取り組みたい仕事だからこそ、しがみつく勇気をふり絞って。
 
そうそう簡単に、人は路頭に迷うことはありません。
そうそう単純に、人はひとりぼっちになれるものでもありません。
 

3/31/2024 (SUN) 午前中、降雨のリスクを囁く天気予報下にパチリ。
私なら迷わず中止もしくは延期ですが・・・・・・

 
アナタの今の仕事職責、どうにかして『コツ』を知ることで、
 
・挑み続けたいものですか?
・挑み続けるに値するものですか?
・挑み続けねばならない立ち位置ですか?
 
一方的に届く他人の視線や声は横に置いて自問自答を重ねれば、その先に求めるヒントが、そっと手招きしていることでしょう。
 
悪しき歩きスマホで検索の前に、熟考からの試行錯誤!
遠回りして・幾度もふりだしに戻って・脱線すれば軌道修正を重ねて。
 

・・・ ん?

  
末筆に同記事で一番大切なことをチョロっと。
 
仕事のコツを知りたいと思っているのは、アナタだけではありません。
しかしながら大半の人たちは、手元の小さな画面の中限定で、気が向けば答えを探る未満ばかり?
 
私たちは三次元のこの世の中を、これからも生きてゆくのだから。
勇気を出して、己が感性を今より少しだけ、因幡の白ウサギに寄せて。
 
喜怒哀楽の先に気づいたヒントこそが、人生の知的財産です。
 

明日も仕事ができる嬉しさ ・・・・・・ そんな未来が続きますように。

 
「あの人は仕事のコツをマスターしているな? あんなふうになりたいな?」
 
そんな憧れ+ジェラシー少々以上の存在、身近に思い当たりますか?
 
( ^-^ ) b それこそが、アナタの近未来の姿です!
 

 
※3/31/2024 (SUN) 書き下ろし

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