振り返りの糸口
みなさんこんにちは、アラフィフおじさんです。
前回、アラフィフおじさんのお仕事遍歴という記事で、ざっくりおじさんのお仕事遍歴を振り返りをしました。
30年分の自分の経験を棚卸し・整理をする上で、何か基礎となるものはないだろうか?と思い、今現在や直近10年くらいの間、自分がやってきた仕事は世の中的には何になるのか?調べてみました。
それがわかれば、一般論と自分の経験を比較・検討し易いかもーと思ったわけです。
ちなみに、10年以上前の話になると、そもそも記憶が定かではないので、振り返りも難しいので、一旦忘れます。生まれたときからアラフォーだった事にしておきます。
はじめての「プロダクトマネージャー(PdM)」
めっちゃ検索したり、人に聞いたりして出てきた言葉が「プロダクトマネージャー(Product Manager 通称PdM)」です。
いままで、一度だって「君は今日からプロダクトマネージャーだ!」なんて言われた事も言ったこともありません。強いて言えば、アジャイル開発のプロダクトオーナーや受託開発案件のプロジェクトマネージャーは経験したことがあるのですが、事業サイドの要素がちょっと弱い感覚です。
そこで、見つけ出したのが「プロダクトマネージャー」というわけです。
プロ◯◯ト〇〇大杉問題
プロダクトマネージャーと、プロジェクトマネージャー、プロダクトオーナーのそれぞれの定義?意味合い?も曖昧なので調べてみました。
こちらの記事を要約すると、以下の様な違いがあるようです。
プロジェクトマネージャー
開発手法:ウォーターフォール型
責任範囲:プロジェクトの成功に関わる全て
関係する人達:プロジェクトメンバー他、プロジェクトに関係する人達
時間軸:始まりと終わりがある
プロダクトオーナー
開発手法:アジャイル型
責任範囲:何を実装して、何を実装しないかを決める
関係する人達:スクラムマスター、開発チーム、その他プロダクトに関係する人達
時間軸:始まりはあるけど、終わりはなさそう(そのプロダクトが無くならない限り)
プロダクトマネージャー
開発手法:指定なし
責任範囲:「どのように」よりも「何を」「なぜ」「誰に」を決める
関係する人達:プロダクトチーム?
時間軸:始まりはあるけど、終わりはなさそう(そのプロダクトが無くならない限り)
よくわからないからシンプルにするとこんな感じ
自分で書いていて思ったのですが、なんか誤差みたいな感じがします。なるべくシンプルなのが好みなので、言葉を選ばず簡略化してみると、こんな感じかなぁ?
プロジェクトマネージャー:始まりと終わりがある仕事の管理
プロダクトオーナー:終わりのない、開発寄りの管理
プロダクトマネージャー:終わりのない、事業寄りの管理
シンプルにするために「プロダクト=終わりがない」と乱暴にしていますが、まあ、そこは御愛嬌ということで。
おじさんの遍歴的にはこんな感じ
こんなふうに考えてみると、僕自身は上から順に経験してきたことになります
プログラマー
システムエンジニア(少々)
プロジェクトマネージャー
プロダクトオーナー
プロダクトマネージャー
ただ、4と5は行ったり来たり、時には同時に担当してきました。
10年程度前の新規事業の立ち上げと運営という意味では、立ち上げ時は5で構想を練り3で実装し、運営時は4と5を行ったり来たりする様なイメージだったと思います。
人の資産が潤沢にある状況だと役割分担をパキッと出来るのかも知れないのですが、ベンチャー企業に代表される小規模な事業体の場合は、複数の役割を1名が担当することも多いですし、世の中的な役割の定義どおりにはいかないものです。
恐らくこの状況は今も昔も変わらないと思いますので、僕と同じ様に複数の役割を担当しつつ、役職としては「プロダクト〇〇」みたいな肩書の方がたくさんいるんでしょうね。
いずれにせよ、最近の僕の仕事は事業責任者として5の仕事をする事が多かったので、プロダクトマネージャー(PdM)を基礎として経験を整理すれば良さそうです。
糸口が見つかって良かったです。
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