銀河鉄道の夜って
<追記>登場人物はカタカナやのに、
えらい線香くさい話やなと思ったことが腑に落ちたのでメモる。
カラスが感心したジョバンニが持ってた緑の紙=どこまでも行ける切符に書かれた10文字くらいの文字とは「妙法蓮華経」のサンスクリット語・・・なるほどね、04/23朝「こころの時代」。
けんじの物語は仏教者としてのベースがあるのか
28くらいからずっと手元に置いて推敲を重ねたという「銀河鉄道の夜」
さあ、切符をしっかり持っておいで。
法華経と思われる切符の大切さを「説く」男の部分は削除されたのだそうな
そこにけんじの寛容さがあるのだと。ニャルほど。
お盆の灯籠流しの日・・的なものに、感覚の鋭い少年が、死者の乗るお迎え列車に乗りあわせてしまった話・・のイメージだった。
乗客はタイタニックを連想させる水難関係はじめ、不慮の死や非業の死を遂げた人・・か❓まあ、死、そのものがそういうものか・・鳥とりのおっちゃんがようわからんな。この人も、死のある側面を表しているようにも思うわな。あることに対する「執着」が残ったままになっているというか。。
こういうイメージって人間にはあるんかもな。来迎図とか・・ちょっと違うな。これはかなり明るいよな。
もっと近い人が死ぬ時に勘が研ぎ澄まされて、あっちとこっちが開いている境目のようなところに居合わせてしまう感じ。。そういう場所を宮沢賢治がイメージ化したらこうなるのかな、という印象を受けた。
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