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mixiを読み返す

[備忘録]事故から23日目

アメブロが途切れたため、全く開いていなかったmixiを確認している。非公開にしてあるところをみると、だんだん辛くなってクローズした時期にこちらも非公開にしたのだろう。(アメブロもかなり非公開になっている。)


mixiより抜粋

正直17年前の傷をえぐるような作業をして自分の首を絞めることになっているのではと思うこともある。しかし、ここまでしないとたぶん適切な介入を受けられないと思うからやっているだけだが、本当は、どうすればよいのか分からずじまいだ。

23日目にしてテレビを見ている?

当時の日記をみている高校野球シーズンだ。今もそうだが、この時期、父は毎年母校の応援をしている。(イチローと一緒)高校野球をみては時々大声をあげるのは今も同じである。

テレビを見て反応がある。ただこれだけのことで希望が持てた。脳の軸索が伸びたのではと期待した。阿部順子先生が受傷後2・3ヶ月は軸索が伸びる可能性があると話していらした録画ビデオ。本当にこれは事故直後の私に今すべきことを教えてくれた。脳外傷友の会では、こんなに早い時期で連絡が来る人はまずないと言われたが、出来ることはなんでもやりたい性分である。リサーチは職業柄得意だった(線維商社企画室 出身)

本格的に調べ始めた日 ー 事故発生から13日後 ー 

当時の私は、医者も弁護士も同じ人間と突っ走っていた。
同じ人間のすることだ。私も出来る。と思い込もうとしていたのかもしれない。ゆえに、時間があればとにかく調べ情報収集していた。医療の知識も法律も刑事裁判の流れ等、ものすごく集中して猛烈に調べていたと思う。

このころ、高次脳機能障害書籍と交通事故の書籍で、片時も離さず読み込んでいたのが、この4冊。

事故後13日目で発注している

阿部順子先生のこの書籍は今でも手放せない。訪問看護やサ高住に入所するときなどに高次脳の解説や、適切な介入を説明する場合に、ボランティアマニュアルなどの付録にいたるまで活用している

書籍の発注開始は3月22日からだ

ポケットマニュアルは、聞いたこともなかった高次脳機能障害について学ぶだけでなく、父に起こる様々な症状をこれで照らし合わせていた。ああこの症状もこの症状もあると片っ端からマーカーでラインを引いている。事故直後あったセクハラ発言は今はなくなったことからも受傷後の脳の回復力はあると言ってよい。

交通事故関連の書籍を購入するようになったのは、一般病棟に移り、手術も終わり、長時間の付添が始まった頃からだ。事故から1ヶ月ほど経過したあたりになる。とにかくこの二冊はボロボロになるまで読み込んだし付箋まみれでマーカーだらけだ。今も手元にある。いつまでも事故に引きずられてはと悩み何度も手放そうと思ったが出来なかった。