東京サウナはブルーオーシャン
※当アカウントから発行する記事は、温浴施設経営者向け有料メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」(https://aqutpas.co.jp/mailmagazine/)の過去記事を再編集したものとなります。
(執筆日:2022/1/26)
先日、東京都内でサウナを出店したいという人からのオンライン相談を受けました。
まだ物件も選定中とのことで、いつ具体化するのかはまだ分かりませんが、非常に聡明な方で、温浴ビジネスのこともよく研究していて、もし実現したらきっと素晴らしいサウナ施設になるのではないかと今から楽しみにしています。
ご相談の最初に、「どうしてサウナをやろうと思ったのですか?」と尋ねたところ、返ってきた答えは「自分もサウナが好きでいろいろな施設に行くが、東京のサウナは明らかにブルーオーシャン」。
単純明快、おっしゃる通りです。
私が最近行った温浴施設では、共通して「浴室や浴槽はそれほど混んでいないのに、サウナ室だけが満員」という現象が起きていました。
コロナ禍によって、全体としての人の動きはまだ元通りにはなっていません。在宅勤務や外出控えの人も多く、地域にもよりますが全客層平均で言うと、平常時と比べてまだ80%から90%といったところでしょう。今後もコロナ不安心理によってはさらに減少することもあるかも知れません。
しかし、サウナ客だけは明らかに増えているのです。サウナ室入口のところで空席待ちという光景も珍しくありません。
今、日本の総人口1億2544万人(総務省統計局・2022年1月1日現在)をサウナイキタイの登録施設数約9,878件(一部海外施設の登録が含まれるため、仮に9,800件とする)で単純に割ると、1施設あたり支持人口は約12,800人です
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