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「星の欠片」セルフライナーノーツ

 こんにちは! Aquasnowです! 今回は、過去にアップロードした曲をブラッシュアップしてリメイクする企画「Aquasnow's Remake」第5弾作品の「星の欠片」について書いていきたいと思います! それではどうぞ!


「星の欠片」の解説

本格的な作曲活動を始め、初めて作った曲

 この曲は、記念すべき曲で、楽曲ナンバーにして[SPC01]が付いている曲、つまり、本格的な作曲活動を大学3年の時に始めて、そこで初めて作ったポップス楽曲です。当時のことはあまり覚えていないので、想像なのですが、僕自身、昔からバラードが好きだったので、きっと初めにバラードを作りたくなって、バラードを作ったのだと思います。
 そして、その後大学生のうちにDTMの存在を知り、アレンジ作業をすることになります。思いのままに作った結果… なんと、演奏時間が8分程度になってしまいました笑! ちなみに、この「歌モノの演奏時間最長」記録は、アレンジ作業をして8年以上経った今でも破られていません^^;
 当時の感性、恐るべし… 今のトレンドのこともあるし、今の僕が新しい曲を作る時には絶対できません…

夏の夜長にじっくりと聴きたいバラードナンバー

 さて、ここからは曲自体の解説になるのですが、この楽曲は、夏の夜長にじっくりと聴きたいバラードナンバーになります。
 エレピ・シンセベース・打ち込みドラムといったベーシックに、ストリングスと懐かしさを感じさせるパーカッション群が加わり、夏の夜の景色を鮮やかに描き出しています。そして、楽曲の構成ですが、最初に30秒程度のストリングスソリがあり、これがイントロで一番肝となる箇所になります。ここが演奏時間が8分程度になってしまって原因なのですが、この曲にとって非常に大事な箇所の一つなので、今の若者の皆さんには申し訳ないですが、フルサイズにおいては、僕の今の感性でもここを削ることはできません… 
 これが終わるとイントロ2として、エレピソロに繋がっていきます(TVサイズならここからでしょうね…)。そして、王道のバラードの構成をとって、じっくりと聴かせていきます。

 歌詞については、アレンジ作業をした、2-3年後ぐらいに書いたのですが、「星の欠片」というタイトルから、星に関係した歌詞にしようとは決めていましたが、将来アルバムにするときのまとまりを考慮し、夏の星座を題材にしていこうと決めました。そこで、「夏の大三角」を思い出し、その中のベガとアルタイルが織姫と彦星に例えられる点から、七夕も絡めて、素直な恋を描いていきました。作詞を始めて間もない当時ながら、温かい歌詞が書けたと思います。

「Aquasnow's Remake」による改善点

・伴奏に使う音源を一部差し替え

 伴奏に使われる音源を全て差し替えました。
 具体的には、エレクトリックピアノは「Pianoteq」、ストリングスは「CHRIS HEIN ENSEMBLE STRINGS」に、パーカッション群は「SUPERIOR DRUMMER 3」にそれぞれ差し替えました。

・ボーカル・コーラスの使用音源を変更

 ボーカル・コーラスの使用音源を「VOCALOID」から「Synthesizer V」に変更しました。
 具体的には、ボーカルは、ボカロのGUMIから、シンセVの「Sheena」に、コーラスは、ボカロのGUMIから、シンセVの「Ayame」に、それぞれ変更しています。
 これがメロディボーカルとしてのSheenaの初使用プロジェクトとなりました。Sheenaを使用した印象としては… ディーバ感がすごい!ということでした。Sheenaの特徴・使ってみた印象について、詳しくは、以下の記事を近々更新しますので、そちらをご覧ください!

・ミキシングのやり直し

 いつものです。

まとめ

 記念すべき楽曲がリメイクされました! 演奏時間も長いので、夏の夜長、ゆっくりしたい時にぜひお聴きくださいね!

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