ミズミミズを駆除するのに最適な生体は?
こんにちは(o´▽`)ノ ラムズホーンのみを飼育している水槽に大量にミズミミズが沸きました。大量にいると流石に気持ち悪いです。 今回駆除するために色々実験してみました。ミズミミズに困っている方への参考になればと思います。
ミズミミズとは
日本には20属32種いるのですね。水槽に発生するミズミミズは何という名前なのか気になりますね。 ちなみにミズミミズという名前の生体はNais variabilisらしいです。他にナミミズミミズ(Nais communis )、カワリミズミミズ(Nais pardalis )といった具合で~ミズミミズが沢山います。参考論文
大量に沸いたミズミミズ
写真のようにラムズホーン水槽に大量に沸きました。水槽は、45cmワイド水槽です。
餌をあげると、ソイルから次々と出てきて一面真っ白となってしまいます。ちょっと気持ち悪いです。
底砂掃除+換水
最初に行ったことは、ソイルの掃除及び、換水です。強い水流で巻きあげた後一気にポンプで吸い取りました。
結果としては短期間はミズミミズの発生を抑えることが出来ますがすぐに沸いてしまいます。
【薬品】プラナリアゼロ
プラナリアやヒドラの駆除に非常に有用なプラナリアZERO使ってみました。
結果としてはミズミミズは減りませんでした。
生物兵器
掃除でも、換水でも、薬品でもダメでしたので生物兵器を投入しました。投入した個体は手持ちのメダカ(5匹)、アフィオセミオン(1ぺア)、ピグミーサンフィッシュ(8匹)、ワイルドベタ(稚魚 10匹)、プラティ(5匹)です。
メダカ(5匹)
メダカなら食欲旺盛だしミズミミズはすぐいなくなるだろうと思って投入したのですが、あまり変化はありませんでした。しかも積極的に食べてる事も少ない印象でした。むしろ投入する人工餌の方をよく食べていました。
アフィオセミオン オーストラレ1ペア
アフィオセミオンはアフリカの非年魚の卵生メダカです。オーストラレは安価で丈夫で、子供もとりやすいので初めての方におすすめです。伸長したヒレがきれいですよ! ある程度サイズのある個体なのですがミズミミズは減りませんでした、、。
ピグミーサンフィッシュ(8匹)
ピグミーサンフィッシュはアメリカの魚です。オスの求愛は目を見張るものがあります。紺色を基調としてラメが美しいです。
ピグミーサンフィッシュは生餌しか食べないのでかなり期待しましたが結局はあまり変化はありませんでした。
ワイルドベタ アントゥタ稚魚10匹
ワイルドベタのアントゥタはボルネオ産のワイルドベタです。アダルト個体は頭部と体を覆う青い鱗が特徴です。とてもカッコいいです。日本ではターコイズドラゴン(アントゥタ=ターコイズドラゴンとするかは諸説?あり)などと呼ばれたりします。
その稚魚(3cm程度)を入れて様子を見ましたがミズミミズは減りません。結構食欲旺盛ですが、、。
プラティ 5匹
最後にプラティを入れてみました。プラティのアルビノを累代しようと頑張っていました。 このプラティがやってくれました!入れて数週間で自然にミズミミズが消えていました。
プラティは他の生体比べて食欲が本当に旺盛です。人工餌もすぐになくなってしまいます。 プラティの近縁種のモーリーやソードテールなど有用かもしれません。モーリーは浮かんだ油膜も食べてくれるみたいです。
ミズミミズは有用な生餌
ここまで駆除の話をしてきましたが、個人的にはミズミミズは有用な生餌と思っております。特に生餌しか食べない生体には非常に重宝します。また生餌であるがゆえに人工餌と違い水を汚しにくいです。ミズミミズは水槽内の余分な有機物の処理にかかわっていると思われ水質安定に寄与する益虫と思います。 生餌として利用していても普通に魚がいる環境では爆増はしないと思います。 今回ラムズホーン水槽で爆増した原因は、天敵がいない上に餌がたくさんあるからと思われます。 今はわざと増やして生餌にしています。
まとめ
プラティは最強ですね。卵胎生なので稚魚がそのまま生まれるので増えやすいですし、、。 ミズミミズ1つとっても奥が奥が深いです。アクアリウムは探求する所がありすぎて飽きませんね。
水槽に余裕がある方は敢えてミズミミズを増やす水槽を作っても面白いと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
今後もお役にたてる記事を投稿して参りますのでスキ・フォロー等を頂けますと非常に励みになります♪
この度はありがとうございました!