アルコール依存症の怖さ①
私は現在24歳。
10年前から気分障害を患っており、
今年、障害者手帳を受け取りました。
さて、この精神疾患の原因、
“父親のアルコール依存症”
でした。
私は1歳半の頃、白血病に罹り、
3年半の治療をしていました。
その頃、母は仕事を辞め退職金を受け取りました。
母は父親に「これで必要な物を買ってきて」と退職金の入った通帳を渡してしまいました。
父親はその退職金を1週間で使い果たしたのです…。40〜50万はあったらしいです…。
使い道はギャンブルと酒、タバコでした。
その頃からアルコール依存症の片鱗が見えていたようです。
父親はまともに育児にも参加しませんでした。
入院してる私に面会に来ても30分もせずに帰っていました。
3年半の治療が終わり、
私は無事 寛解となり、家に帰りました。
そこからが悲劇の始まりでした。
しばらくは父方の祖父母と家族の3人、合わせて5人で暮らしていました。
毎日、祖父母と父親は大声で揉めていました。
小学校にあがると、私は放課後は児童館に通います。
母は働いているので、迎えはたまに父親が来ていたのですが、必ずと言っていいほど酒臭いのです。
時刻はまだ夕方の4時頃。
児童館の先生も父親を毛嫌いして、噂するようになりました。
そりゃそうですよね。
父親が車で迎えに来るのに、本人が酒臭い…。
今思えば、児童館の先生、通報してくれても良かったのに…(笑)
そんな日々が続き、
私が小学校2年になる頃、
弟ができました。
正直、嬉しくなかったです。
幼いながらに、『こんな状態の父親がいるのに、育てられるのか?』と感じていました。
酒浸りの父親は、
母が出産間近になり入院しても、
3日に1回しか面会に行こうとしませんでした。
熱がある私に父親は気づかず面会に連れていかれ、
それに気づいた入院中の母が慌てて病院の小児科に連絡してくれた事もあったそうです。
とりあえず、今回はここまで。
続きはまた今度です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
書いてて思いましたが、
この時点で完全に父親として機能していませんね…笑
アルコール依存症はいかに家族を蝕んでいくか…
次回をお楽しみに。
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