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免許取得の続き:オレゴン州からワシントン州に引っ越して免許をTransferする

(この記事も妻が書きました)
以前、日本の免許証をオレゴン州で無試験で書き換える記事を投稿しました。

その後、オレゴン州からワシントン州に引っ越しをしまして、ワシントン州での運転免許証を登録しました。今回はその手続きについてです。
※最近ワシントン州の免許センターのサイトが更新されているようで、リンク先が変更される可能性があります。

オレゴン州とワシントン州での日本免許書き換え

私たちは移住直後オレゴン州で日本の免許をオレゴン州運転免許に書き換えているのですが、ワシントン州でもオレゴン州と同様に学科及び実技の試験を免除で書き換えが可能とのことです。

ただし、ワシントン州の場合はシアトル在外公館の証明書が必要とのことです。

日本の有効な運転免許証を保有していることを英文で公的に証明するため、ワシントン州ライセンスオフィスにおける申請手続きの際、日本の運転免許証(原本)に加え、在外公館が発行した「自動車運転免許証抜粋証明」を提示する必要があります。

ワシントン州の運転免許の取得について

オレゴンのDMVではカウンター内で日本語書き換えのマニュアルがあるようで、和暦を西暦に直す計算式などナレッジがあるようでしたが、
ワシントンでは英語翻訳を在外公館に出してもらうようですね。
うちはワシントン州といってもシアトルまで3-4時間くらいかかるので、オレゴン州で書き換えができてよかったです。

引っ越し後の移行について

他州から引っ越してきた場合、下記のような手続きが必要になります。
1. 銀行や郵便など登録したの住所の変更
2. 新居の州での運転免許証の発行
3. 新居の州でのナンバープレートの発行
それぞれ下記で説明していきます。

1. 銀行や郵便など登録したの住所の変更

手紙などが旧住所に届かないように、引っ越ししたらなるべく早く変更が必要です。
免許書き換えの際にも新住所証明の書類にもなるはずです。
銀行・カード関係は各社のサイトの案内に則り変更をします。
それらに紐づかない郵送物の転送について、USPSでの転送設定をしました。

ちなみに、USPSの案内では"Who is moving?"のセクションで$1.10の料金を問われる以外は転送に料金がかかることはないので、$40などの料金を問われたら詐欺を疑った方がいいみたいです。
また、ローカルの郵便局でも申請はできるそうです。


次に、ワシントン州の免許センターの引越しの案内に則り、運転免許とプレートの変更をしていきます。
ワシントン州ではDMVではなくDOLという機関になるそうです。

https://fortress.wa.gov/dol/extdriveses/NoLogon/_/#2


2. 新居の州での運転免許証の発行

①Pre-applicationの登録
先ほどのサイトを元に、事前登録を済ませます。

個人(individuals)として登録
名前やこの後のページで現在の運転免許証と現住所の登録をします。

Pre-appricationが終わるとメールで登録完了の案内がきます。
メール内でPre-appricationの内容の受領証が取得でき、DOL事務所にはプリントアウトして持っていくことになります。

②予約を取る(任意)
同DOLサイト内でSchedule appointmentから予約をとります。
サイト内ではアポイントとってから来るように書いてありますが、私が行ったDOL事務所では予約なしでも入れるようでした。(前回ポートランドでのDMVに引き続き。。)
おそらくアポイントを取ってから行った方が受付時間の優先は早いようですが、郊外のDOLならそこまで待たずとも終わるようです。
Schedule appointmentの様子がこちらです。

同意書の画面のあと、スケジュールの用事を聞かれます。
運転免許について選択。
対応のサービスについての選択。
New WA licenseとして発行することと、私達はREAL IDなしでの発行をしました。
REAL ID付きにすると、2025年以降パスポートなしで米国内線に乗れますが、
発行料金が高くなるのと、SSNが求められます。
Pre-apprlicationした際に発行されるWDLから始まる番号です。
Pre-applicationの受領証に記載されています。
郵便番号を入力して住所の近くから行けるDOLを選択します。
可能な時間帯を選び、予約を確定します。

予約が完了すると、確認のメッセージがSMSでも来ます。
リマインダーとして後日下記のようなアポ確認のSMSが来ます。

CONFIRMを返信して日程が確定されました。

③DOLにて免許のTransfer手続き
やっと本番です!現地で免許転居の手続きをします。
プリントアウトしたPre-applicationの書類、住所証明の書類、旧住所の免許、身分証明にパスポートなどを持ってDOLに行きます。
視力検査があるので、メガネもしくはコンタクトをつけていき、
その場で免許用の写真を撮るので気持ち程度化粧をしました。
車を持っている人は旧住所で取得したCar title原本も必要です。
我々はこんなに準備したのに住所証明の書類(新住所に届いた銀行からのレター)を家に忘れてしまい、受付した後に一度家に帰りました。

DOLでは受付で予約した名前など伝え、予約の番号をもらいます。
予約番号が呼ばれたら、各カウンターでオレゴン州からのTransferだということを伝え、旧免許や書類を渡して手続きをします。
口頭諮問で、精神病などの薬を服用しているか、飲酒などのトラブルを起こしたことがあるか、などの運転に問題ないかの確認と視力検査、
ドライバーライセンスに紐づける情報として、選挙権有無、臓器提供の希望有無を聞かれます。
最後に免許証に使われる写真と署名をとられ、免許証が届くまでの書類を渡されて終わりとなります。旧免許証は穴を開けられて戻されます。
免許証は数日で郵送されることとなり、その間での車の運転はこの書類を持ち歩くことになります。(一度スーパーでワインを買った時に年齢確認にIDを求められましたが、穴あき免許証だけではダメで、書類の免許も出して、と求められました。)

以上で一通り、免許のTransferは完了となります!
次に、車を持っている方はナンバープレートの変更が必要になりますのでそちらを解説していきます。

3.ナンバープレートの変更

免許の手続き後に、隣にある車両登録用の受付に行き、ナンバープレートのTransferをしたい旨を伝えます。
Titleと、先ほど取得した書類・旧免許証を渡し、Transferの書類を作成していきます。
DOLのサイトには事前登録の書類もあったので、先にやっていってもいいのかもしれませんが、私たちが行ったDOLでは書類をその場で書く場合はここだけ書いてね、と指示を受け、オレゴンでは求められなかった車体重量についてもなぜか自動で入力されていたのでDOLでやった方が楽だったように感じます。。(もしかしたら車種ごとに入力ができるのかも。。?)
一通り記入終えると、車の走行距離を聞かれ、一回車に戻ってメモしておいで〜と紙とペンを渡されました。(ゆるい。。)
そんな感じで、車両情報を入力し終えると、奥の棚からナンバープレートを渡されて発行完了です。

ナンバープレートを付け替えて、
君も立派なワシントン州の車だよ

発行手数料

2023年6月時点でワシントン州へのTransferにかかった費用ですが、
夫の Non-Read ID, Class C + Motorcycle Endorsement は $98.25、私の Non-Real ID, Class Cは $83.25、
ナンバープレートの変更に$276.50、となりました。
前回オレゴン州では夫はReal-IDにしていたのですが、Real-IDのほうが料金が高くなるのと有効期限が短くなるようだったのでNon-real IDを発行することとしました。

こぼれ話

オレゴン州でもせっかく発行したのにさらにワシントン州でも発行なんて、、と無駄に思えるかもしれませんが、移住直後の生活の立ち上げにも免許があると便利ですし車を購入しないと引越しも不便なので我々は最小限の出費でやり遂げたかなと思ってます。

ポートランドのDMVと比べるとワシントンのDOLでの対応がゆる優しめでした。都心と郊外の違いかもしれません。予約はどこでも行けるところが取れそうなのでGoogle mapなどで評判をみてからいってもいいかもしれません。

そういえば順番待ちの際に、番号待ち画面に通訳サービスの案内がありました。なんと、日本語も通訳可能らしいです。優しい。。!

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