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ヘリコイドへのグリスアップ
フォーカスリングの動きが、スムーズでないときの対処法です。
よくある症状としては
・動きが硬い。
・動きが軽すぎる。スカスカする。
・ジャリジャリ音がする。
等があります。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61138609/picture_pc_ae09976041b11c6bf4b8b2dfb27f1301.jpg?width=1200)
レンズ内では、多数の溝(ヘリコイド)で組み合わさっていて、それがフォーカスリングと連動しています。
この部分は、もともとスムーズに動くようにグリスが塗ってあります。
経年により、このグリスが劣化してくるとスカスカになったり、動きが重くなったりします。
![](https://assets.st-note.com/img/1656715207238-hTbEXZRCQd.jpg?width=1200)
ヘリコイドの部分を完全に分離して洗浄後にグリスを塗るのが本式ですが、組み立てに時間かかるのとピントがずれる危険性があります。
今回は、ヘリコイドを分離せずに行う簡易的な方法です。
ヘリコイドの確認
ペンタックスのSMC PENTAXを例にとって解説していきます。
まずは、ヘリコイドの位置を確認します。
マウント側から見てレンズを一番奥に引っ込めた状態にすると、レンズの周回に溝が見えてくるはずです。
フォーカスリングを回すと厚さが変化する部分です。
その部分がヘリコイドです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61131917/picture_pc_0f59d932cb790979da1cb5bd2e1dbc68.jpg?width=1200)
グリスアップの方法
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