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望むお産はどこでもできるんだよ!

私が、最初に水中出産をしたのは東京だった。

東京だからできたのよね~という声は聞こえてこなかった。それから多分1年後ぐらいだったと思うが、奈良のご夫婦から『自分たちもしてみたい』と連絡をいただき、手伝うことにした。その時は、自費で奈良に行き、受け入れてくれそうな産院に赴き、話し合いを重ねた。(後から考えるとこのような経験をいくつもさせていただき、仕事として確立していくことになった。)が、その当時は仕事にするともなるとも思わず、ただひたすら、何処でも、したいという声が上がれば、精いっぱい応援したいと思っていた。

なぜならば、お産するのに都会でも地方でもこのお産は、機械や立派な設備など何も必要としないから。大病院の最新の設備が必要でもないから。

誰もが望めば、地域格差など関係なくできると自分の中の信念があったから。

その後も、日本中で希望があればどこにでも出かけていき、地方だからできないということは無いというのを証明していった。でも、それは、産む本人が本当に望めばのことである。

多くのところで、設備がないから、場所が確保できないから、やり方がわかる人がいないから…という声が出るたびに問題ではないということを証明していくために赴いて説明をしたり問題を解決していった。

設備が。。。組み立て式のプールあります。宅急便で送れます。

場所が・・・6畳のワンルームでもできます。お布団畳1畳分敷ければできます。

やり方が…そのためにワークショップやコーディネート、あるいは立ち合いをしてはいるタイミングや出るべき時をお伝えします。

時間が…効率が…専属に何人もかかわれない・・・そのためにお産にかかわるドューラ(当時は私だけ)がいるのです。


医療者がその方法は好きじゃないと、言わない限り、受け入れてくれてくれるところは日本中あった。それは今も同じだと思いたい。

医療者も、安全が確保できれば、安心して望むお産をさせてあげたいと思っている。

あるときに、東京から子どもたちを連れて引っ越したのは、子どもを自然の多いところで育てたかったのと、地方だからできないということは無いと証明したかった。それにより、ますます、地方でも希望すればできるようになった。

あれから約30年

今日、娘の友達が地方に戻って里帰り出産をする前に、ある助産院のワークショップをすすめたが。。。彼女は病院にお任せで、そして地方だから~と言ったのを聞いたときに、驚いた。

今こそ、今も変わらず、地方でもどこでも望むお産はできますよ!それは決して医療者を排除しなくても安全安心を担保しながらのお産に臨んだ人はできるのですよ!と伝えたい。

いつでも相談してください。

明るい未来と楽しく楽な子育てになるように望むお産をしましょう!


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